花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ブプレウラム」のご紹介

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ブプレウラムの基本情報
学名 Bupleurum rotundifolium
分類 セリ科ブプレウルム属
和名 突き抜き柴胡(ツキヌキサイコ)
別名 ミシマサイコ・ブプル―ルム・ブプレウールム・ブプレニウム・ブプレリューム・ブプレリウム
原産地 ユーラシア大陸
出回り時期 通年
旬の時期(開花時期) 6月〜8月
花の色 薄黄緑色
花のサイズ 小輪
香り(有無や強弱) セリっぽい独特の香り

ブプレウラムとはどんなお花?

ブプレウラムは、鮮やかな緑色の葉と黄色い花が魅力の植物です。
お花のように見える部分はお花ではなく、苞(ほう)。
本当のお花は、苞の中にあります。
ブプレウラムは、柔らかく繊細な雰囲気の枝やお花部分が、アレンジメントや花束に使われています。
また、ブプレウラムは、たくさんの呼び名があるお花です。
ブプレウラムのほか、

  • ブプレウルム
  • ブプレリウム
  • ブプレニューム

などと呼ばれます。
統一された呼び方がないので、お花屋さんでは「ブプレ」と呼ぶことが多いそうですよ。

ブプレウラムの品種

ブプレウラムは、150種類以上あるといわれていますが、日本で切り花として出回る品種数は少ないそう。
以下にブプレウラムの品種を紹介します。

  • グリフティ
  • ファイヤーワークス
  • ライムスター
  • グリーンゴールド

ブプレウラムの飾り方

ブプレウラムは、枝分かれしてお花を咲かせるのでボリュームがあります。
そのため、ブプレウラムだけで飾っても、趣のある雰囲気に。
もしかしたら、グリーンだけで飾ると物足りないのでは?といったイメージを持つ人もいるかもしれません。
けれども、ブプレウラムは、黄色のお花と鮮やかな緑色の葉が美しい植物。
ブプレウラムだけでも遜色なく飾れます。

日持ちする期間はどのくらい?

ブプレウラムは、見た目の繊細そうなイメージとは異なり、日持ちの良いお花です。
日持ち期間は、1週間ほど。
お花が咲く期間は短いですが、お花が散ったあと、お花のような額が残るので、長い期間楽しめます。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

ブプレウラムは、茎の先が細く折れやすい性質があります。
先の方は水下がりしやすいため、水がしっかり行き届くようにすることが大切です。
以下にブプレウラムの管理方法についてまとめました。

  • 水あげ方法は水切りや湯揚げ
  • 毎日花瓶を洗って清潔にし、水の交換をする
  • 水の交換時に切り戻しをする
  • 茎は斜めにカットする
  • 直射日光やエアコンの風が当たらない、涼しい場所に飾る

ブプレウラムは、茎の先が細く折れやすいので、丁寧に取り扱うことが大切です。
湿気の多い場所に飾ると、カビの原因になるため、風通しの良い場所に飾るようにしましょう。

他のお花との合わせ方

  • ガーベラ
  • マトリカリア
  • バラ
  • カーネーション
  • ヒマワリ

ブプレウラムの鮮やかな緑の葉や黄色のお花は、ハッキリした色味のお花を引き立てます。
ガーベラやバラなどの存在感あるお花と組み合わせると、豪華な印象の花束に。
また、同じ季節に花を咲かせるヒマワリとの組み合わせも、夏らしくて躍動感ある花束になります。
淡い色のお花と一緒に飾れば、柔らかい雰囲気のアレンジメントができますよ。

まとめ

この記事では、ブプレウラムの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • ブプレウラムは、鮮やかな緑色の葉と黄色い花が魅力の植物。
  • お花のように見える部分は苞で、本当のお花は苞の中にある
  • ブプレウラムはたくさんの呼び名があるが通称「ブプレ」で呼ばれることが多い

ブプレウラムは、夏に花を咲かせる植物。
お花の黄色と葉のグリーンが爽やかな雰囲気をもたらします。
鮮やかな色味のブプレウラムを、お部屋に飾って楽しんでくださいね。

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