花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ガーベラ」のご紹介
学名 | Gerbera |
分類 | キク科ガーベラ属・ゲルベラ属/半耐寒性多年 |
和名 | 花車や花千本槍 |
別名 | アフリカセンボンヤリ・オオセンボンヤリ・ハナグルマ |
原産地 | 南アフリカ |
出回り時期 | 通年 |
旬の時期(開花時期) | 春(3~6月)秋(9月~11月)に良く咲くが、四季咲き性なので、環境が整えば年間通して咲く |
花の色 | 赤・オレンジ・黄色・白・ピンク・紫・複色 |
花のサイズ | 5~10cm程。品種によっては3cm程の小さな花や12cm以上の大きな花を咲かせる品種もある |
香り | 香りはない。草っぽい香りがすると感じる人もいる |
ガーベラとはどんなお花?
ガーベラが日本に入ってきたのは、明治末期から大正初期だそう。
その後、品種改良が進み、日本でも多種類のガーベラを見られるようになりました。
ガーベラは、キク科のお花なので咲き方も同じ頭状花序です。
頭状花序とは、小さなお花がたくさん集まって、ひとつの大きな花のように見える状態のこと。
ガーベラは、外側の舌状花(ぜつじょうか)と真ん中の筒状花(つつじょうか)でできています。
ガーベラの品種
ガーベラは、お花の大きさや咲き方によって、分類されることが多いです。
以下にまとめましたので、ご覧ください。
種類 | お花の大きさ |
---|---|
マイクロミニサイズ | 3cmほど |
ミニサイズ | 4cmほど |
大輪サイズ | 12cmほど |
咲き方の種類
咲き方 | 名前 |
---|---|
一重咲き | ベビードール・リノーザ |
半八重咲き(セミダブル) | シルバースノー・スーベニア・ブルーアイ |
八重咲き(フルダブル) | デュラスト・ブラックパール |
スパイラル咲き | トマホーク・スターダスト |
アネモネ咲き | ツイスター |
カール咲き | パスタベネチア・パスタポモドーロ |
ポンポン咲き | ヒマリア |
また、花粉が出にくいガーベラとして、フルーツケーキシリーズがあります。
フルーツケーキシリーズの一部を以下にまとめました。
- アップルケーキ:赤色・花芯は黄色
- ココナッツケーキ:白色
- サクラケーキ:パステルピンク色
- ピーチケーキ:薄いピンク色
- マンゴーケーキ:濃い黄色
- シトロンケーキ:レモンっぽい黄色
ガーベラの飾り方
ガーベラは、花の大きさや色が豊富にあります。
そのため、異なる種類や色のガーベラを一緒に飾ると華やかになります。
また、ガーベラを1輪だけ飾るのも魅力的。
1輪だけ飾る際は、背丈の低い花瓶に生けると、首がだらんとなったり、どこか向いてしまったりしがちです。
ガーベラをきれいに飾るためには、背丈に合う1輪挿しに生けるとよいでしょう。
日持ちする期間はどのくらい?
ガーベラは、どのような状態で購入したかによっても日持ちが変わってきます。
- 入荷してから日数が経過しているガーベラの場合:2~3日ほど
- 新鮮なガーベラの場合:10日~2週間ほど
- 冬~春の季節では、3週間以上日持ちすることも
長持ちさせるには?管理方法の注意点
以下にガーベラを長持ちさせる管理方法のポイントをまとめました。
- 水揚げは水切り。元気がないときは湯揚げも効果的
- 1~3cmほどの浅水に生ける
- ガーベラの茎は真っ直ぐカットする
- 風通しが良く、10~15度位の涼しい居場所に飾る
- 夏場は、水温が高くなりがち。氷を1~2個入れて水温を調節すると良い
- 延命剤を入れると長持ちする
ガーベラは、茎が空洞のため、腐りやすいという特徴があります。
そのため、茎を真っ直ぐ切ったり、浅水に生けたりしましょう。
こまめに水を取り替えて、清潔を保つことが大切です。
延命剤を使用すると、お水が痛みにくくなるので、4~5日ほどの間隔で交換すれば良くなります。
涼しい場所に飾ると日持ちしますが、10度以下の室温の所では、しおれてしまう場合がありますので注意が必要です。
反対に、夏場の暑い気候では水温が高くなりがち。
水温が高すぎると、ガーベラの茎が腐りやすくなるので、氷を1~2個入れて水温を調節しましょう。
この際、水温が低くなりすぎないよう注意が必要です。
他のお花との合わせ方
ガーベラを花束にしたり、アレンジメントにしたりする際に、相性の良いお花を紹介します。
- バラ
- カスミソウ
- カーネーション
- トルコギキョウ
- アルストロメリア
ガーベラは、アルストロメリアのような個性的なお花や、スプレータイプのカーネーション、バラなどとも相性が良く、センスの良いアレンジやブーケを作れます。
また、ガーベラとグリーンの組み合わせもおすすめ。
花束のボリュームを出したいときや、ガーベラを引き立たせたいときに使用してみてください。
まとめ
この記事では、ガーベラの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- ガーベラは、外側の舌状花(ぜつじょうか)と真ん中の筒状花(つつじょうか)でできている
- ガーベラを日持ちさせたいときは、10~15度程度の涼しいお部屋が最適
- 花瓶に生けるときは、浅水にする
- 茎が腐りやすいので、こまめに水を取り換える
ガーベラは、色や咲き方が豊富です。
選ぶガーベラや組み合わせるお花によって、明るく元気な雰囲気や、柔らかい印象にまとめられます。
お部屋に飾ったり、大切な人への贈り物にしたりして、ガーベラを楽しんでください。