花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ガマ」のご紹介
ガマの基本情報
学名 | Typha latifolia |
分類 | ガマ科ガマ属 |
和名 | 蒲(ガマ) |
別名 | 御簾草(みすぐさ) |
原産地 | 日本、北アジア、南ヨーロッパ |
出回り時期 | 6月〜8月 |
旬の時期(開花時期) | 7月〜9月 |
花の色 | ガマの穂色は茶色 |
花のサイズ | 花穂は約10〜15cm |
香り | なし |
ガマとはどんなお花?
古くなった花穂を少し触ると、大量の綿毛が中から出てくるガマ。
出雲神話の「因幡(いなば)の白兎」に登場し、池や沼地の湿地帯に自生する植物です。
茶色のブラシのような形が特徴的で、花粉は漢方薬に使われたり、穂先と茎はドライフラワーに用いられたりします。
斑入りの葉も流通しているので、いろいろなアレンジに使えそうですね。
ガマの品種
ガマの品種は以下の通りです。
ヒメガマ | ガマやコガマよりも細く長い穂が特徴 |
ガマ属の中でも最もよく見られる品種 | |
コガマ | ガマに似ているが小さく、細い |
中国原産の外来種 |
ガマの飾り方
すっとした茎が特徴的なガマは、その長いラインを生かしたアレンジがおすすめです。
まっすぐに伸びる葉や茎が美しい様なので、大ぶりなものを選ぶとダイナミックでモダンなアレンジを楽しめます。
和風なアレンジをしがちですが、実は洋風な雰囲気も持っているので、和洋どちらにも使えますよ。
日持ちする期間はどのくらい?
ガマは7〜10日ほど日持ちするお花です。
日持ちする方なので、長い期間楽しめます。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
葉先は茶色く変化してしまうので、斜めにカットしましょう。
こうすることで葉のグリーンが強調されます。
また、元気がないときは、思い切ってドライフラワーに仕立てるのも一つの手です。
他のお花との合わせ方
シンプルモダンな雰囲気に仕上げるなら、カラーと組み合わせのが良いでしょう。
なぜなら、カラーも茎のラインが優雅で美しく、ガマと合わせやすいから。
茶色い穂色と緑の葉のガマに、シンプルなホワイトのカラーを合わせてすっきりとまとめてみましょう。
その他、以下の組み合わせもおすすめです。
- ガマ×大ぶりの枝もの
- ガマ×ヒマワリ×リンドウ×ヒメユリ など
まとめ
この記事では、ガマの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 茶色のブラシのような形が特徴的
- 穂先と茎はドライフラワーとしても用いられる
- 長いラインを生かしたアレンジがおすすめ
- 日持ちする方なので、長い期間楽しめる
ガマは和洋どちらもアレンジに向いている植物。
大人な雰囲気の風合いを生かしながら、ぜひお部屋に飾ってみてください。