ブルーレースフラワーとはどんなお花？

ブルーレースフラワーは、淡い青紫のような、水色のような優しい色味のお花を咲かせます。

ブルーレースフラワーという名前は、きれいな空の色に似た花びらの色や、レースのようにかわいらしいお花を咲かせることから名付けられたとのこと。
また、別名のディディスカスも、以前の学名「ディディスカス（Didiscus coeruleus、D. caeruleus）」にちなんでいるそうですよ。
ブルーレースフラワーのお花は、細長い茎の先に、小さなお花が半球や球状に集まっています。
かわいらしくて柔らかい雰囲気のお花に、ほっこり癒される人もいるのではないでしょうか。

ブルーレースフラワーの品種

ブルーレースフラワーは、お花の色味で種類分けされます。
品種は以下の3種類。

種類	品種
ブルー系	ブルーレースフラワーブルー
ピンク系	ブルーレースフラワーピンク
ホワイト系	ブルーレースフラワーホワイト

また、ブルーレースフラワーと混同してしまいがちなお花に、以下のお花があります。

• レースフラワー（ホワイトレースフラワー）
• ピンクレースフラワー

名前が似ているので、同じ種類のお花だと思いがちですが、全く別のお花です。
ブルーレースフラワーは、ピンクや白色のお花を咲かせる品種があるので、混乱しやすいのかもしれません。
ブルーレースフラワーとレースフラワー（ホワイトレースフラワー）、ピンクレースフラワーは、セリ科の植物ですが、属性が下記のように異なります。

種類	分類
ブルーレースフラワー	トラキメネ属
レースフラワー （ホワイトレースフラワー）	ドクゼリモドキ属
ピンクレースフラワー	ピンピラ属

ブルーレースフラワーの飾り方

ブルーレースフラワーは、優しい色味のかわいらしいお花です。
1輪1輪は、素朴な印象を受けますが、複数本をまとめて飾ると、ボリューム感が増し華やかな印象に。
また、小さなお花が集まった花序を引き立たせるなら、一輪挿しに生けるのもおすすめ。
複数本をまとめて生けるのとは違った、乙な雰囲気になりますよ。

日持ちする期間はどのくらい？

ブルーレースフラワーは、花びらが散りやすいという特徴があります。
そのため、お花自体の日持ちは良くありません。ブルーレースフラワーの日持ちは、5日程度となります。

長持ちさせるには？管理方法の注意点

ブルーレースフラワーの管理方法は以下の通りです。

• 水揚げは良くないので、水切りよりも湯揚げが良い
• 花びらが散りやすいので、生けるときにお花が周辺に当たらないように注意する
• 茎が痛みやすいため、浅水に生ける
• 茎は斜めにカットする
• 日光やエアコンの風が直接当たらない、風通しの良い涼しい場所に飾る

他のお花との合わせ方

ブルーレースフラワーを花束やアレンジにする際に、組み合わせとしておすすめのお花を紹介します。

• バラ
• トルコギキョウ
• ガーベラ
• チューリップ
• ユリ
• 紫陽花

ブルーレースフラワーは、優しい色味なので、どの色味のお花とも上手くまとめられます。
ハッキリとした色味のお花の場合、ブルーレースフラワーは、花束の中のカスミソウのような存在に。
また、ブルーレースフラワーと同系色のお花とまとめると、落ち着いた雰囲気のふんわりとした花束になるでしょう。

まとめ

この記事では、ブルーレースフラワーの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。

この記事のポイントは以下の通りです。

• ブルーレースフラワーは、小さなお花が半球や球状に集まって咲く。
• ブルーレースフラワーに似たお花に、ホワイトレースフラワーやピンクレースフラワーがあるが、別の品種のお花です。
• ブルーレースフラワーは、お花が散りやすい。

柔らかい雰囲気のお花を見ると、心が和むという人もいるはずです。
ブルーレースフラワーは、薄い青色やピンク、白色のお花を咲かせます。
優しい色味のお花を咲かせるブルーレースフラワーを飾って、ほっこり癒されてみてはいかがでしょうか。