花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「リューカデンドロン」のご紹介
学名 | Silver lear tree |
分類 | ヤマモガシ科リューカデンドロン属 |
和名 | 銀葉樹(ぎんようじゅ) |
別名 | 特に無し |
原産地 | 南アフリカ |
出回り時期 | オールシーズン |
旬の時期(開花時期) | 5月〜8月 |
花の色 | リューカデンドロンの花の色は以下の通り。 |
•赤 •黄色 •白 •緑 •茶色 •褐色 など | |
花のサイズ | 花径約1.5〜5cm |
香り | ほとんどない |
リューカデンドロンとはどんなお花?
個性的な花形のリューカデンドロンは、南アフリカ原産のワイルドフラワー(野生植物)です。
花のように見えるのは苞(ほう)で、この部分が色づき赤色や黄色に変化します。
その中に堅い花のつぼみがあり、開くと松ぼっくりのような形に。
1本のシングルタイプと枝分かれするスプレータイプの2種類があり、葉は硬質なのでモダンな雰囲気のあるお花です。
リューカデンドロンの品種
リューカデンドロンの主な品種は以下の通りです。
プルモーサム | とても堅いつぼみ |
電子レンジで数秒温めると綿毛のような形になる | |
ジュビリークラウン | 枝分かれした赤いつぼみをたくさんちりばめている |
クリスマスやお正月用のリースにも使える | |
ジェイドパール | シルバーカラーが美しい品種 |
日持ちが良いため夏や秋のお供え花として使われる |
リューカデンドロンの飾り方
苞の中でも艶があって赤色のリューカデンドロンは、花に見立てて飾ると良いでしょう。
個性的なお花ですが、他の花材ともバランスよく調和して飾れます。
白いお花(トルコギキョウやバラなど)に、苞がグリーンのリューカデンドロンをあしらうなど、苞の色を選びながら飾ってみるのもおすすめです。
日持ちする期間はどのくらい?
リューカデンドロンの日持ちは10〜14日ほど。
とても日持ちの良いお花ですので、夏の暑い時期やスタンド花にも使えます。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
湿気に弱いため、カビが出ていないかを注意しましょう。
カビている部分はカットして整理し、枝を空切りしてから生けます。
また、元気がないときは枝を空切りした後で、切り口に割り※を入れてみてください。
こうすると吸水がアップして、回復しやすくなります。
※割りとは…枝ものなどの根元を割る方法。ハサミで先端から数センチのところを十字にカットする。
他のお花との合わせ方
リューカデンドロンは、以下のお花と組み合わせてみるのもおすすめです。
•バンクシア
•ピンクッション
など
バンクシアもピンクッションも同じ南アフリカ系の植物です。
雰囲気が似たような植物でまとめて、個性的なアレンジに仕上げてみましょう。
ドライフラワーでスワッグにしてみるのもおすすめです。
まとめ
この記事では、リューカデンドロンの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- リューカデンドロンは南アフリカ原産のワイルドフラワー
- 花のように見える苞と、松ぼっくりのように開く花が特徴的
- グロリオサを飾るときは空間を意識するのがGood
リューカデンドロンは、美しく色づいた苞がまるで花びらのようなお花。
とても日持ちの良いお花なので、クリスマスリースやお正月用のアレンジメントにも使って楽しんでください。