花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「セルリア」のご紹介
学名 | Serruria florida |
分類 | ヤマモガシ科セルリア属 |
和名 | セルリア |
別名 | ブラッシング・ブライト |
原産地 | 南アフリカ |
出回り時期 | 6月頃〜10月頃 |
旬の時期(開花時期) | 12月~4月頃 |
花の色 | 白・ピンク・黄色 |
花のサイズ | 小ぶりの花 |
香り(有無や強弱) | 品種によって爽やかな良い香りや甘い香りがするタイプや独特な香り(カメムシ・鉄・火薬)がするタイプもある |
セルリアとはどんなお花?
セルリアは、ウエディングブーケに入っていることが多いお花。
別名のブラッシング・ブライトは、頬を染める花嫁という意味があります。
また、セルリアの原産地南アフリカでは、花嫁が持つブーケに使用していることから、名付けられたそう。
セルリアは、ワイルドフラワーやネイティブフラワーとも呼ばれます。
ワイルドフラワー(ネイティブフラワー)とは、南アフリカやオーストラリアなどに自生するお花のこと。
日本では、見られないような個性的な形のお花や美しいお花を咲かせます。
セルリアは、ピンク、白、黄色の優しい色味や花姿がかわいらしいと人気です。
セルリアの外側の花びらに見える部分は、花びらではありません。
総苞(そうほう)といって、つぼみを包むように葉が変化した部分。
実際のお花は、総苞に包まれた真ん中にあります。
セルリアの品種
セルリアの品種は、40種類以上もあるそう。
ここでは、セルリアの代表的な品種を紹介します。
品種 | 特徴 |
---|---|
セルリア・フロリダ | 白と薄いピンク色の花 |
セルリア・カルメン | 濃いピンク色のお花 |
セルリア・プリティピンク | セルリアの中では寒さに強いタイプ ピンク色の花 |
セルリア・レモンハニー | クリーム色の糸状のお花 |
セルリアの飾り方
ワイルドフラワーと呼ばれるセルリアは、個性的でかわいらしい花姿をしています。
そのため、セルリア単独で飾ると良いでしょう。
一輪挿しに1本だけ飾るのも良いですが、複数本を束にして飾ると、ボリュームが出るので華やかな印象になります。
日持ちする期間はどのくらい?
セルリアは、水が下がりやすいお花です。
日持ちは、5日~7日ほどになります。
また、セルリアは、ドライフラワーにしやすいお花。
ドライフラワーにすると、お花が生花のときよりも開くという不思議な特徴があります。
花の色も落ちにくいので、ドライフラワーにすることでセルリアを長く楽しめますよ。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
セルリアの水揚げ方法は水切りです。切り口を焼くという方法もあります。
飾るのに適した場所は以下のような所です。
- 湿度の低い場所
- 直射日光やエアコンの風が直接当たらない
- 風通しの良い場所
セルリアは乾燥に強いお花です。
反対に湿度が多い場所では、蒸れてしまいカビが生えてしまう可能性があります。
湿気が少なく風通しの良い場所に飾るようにしましょう。
他のお花との合わせ方
セルリアは、単独で飾ってもかわいらしくまとまるお花ですが、ブーケやアレンジメントにもできます。
その場合は、次のような組み合わせにしてみるのもおすすめです。
- セルリア×ラベンダー・ユーカリ
- セルリア×ケイトウ
- セルリア×アストランチャー
- セルリア×ドラセナ
- セルリア×ワイルドフラワー(ネイティブフラワー)・ピンクッション・ワックスフラワーなど
セルリアと同じ、ワイルドフラワー(ネイティブフラワー)と組み合わせて、アレンジメントを作るの趣があっておすすめです。
また、セルリアとグリーン、ユーカリやドラセナなどと一緒に飾ると、おしゃれに仕上がります
まとめ
この記事では、セルリアの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- セルリアはワイルドフラワー(ネイティブフラワー)と呼ばれるお花
- セルリアの花びらだと思っている部分は、総苞
- ウエディングブーケに用いられることが多い
- ドライフラワーにしやすいお花
セルリアは、お花の姿が個性的で優しい色味のお花です。
組み合わせるお花によって、かわいらしい花束やワイルドなアレンジメントが作れます。
お部屋の雰囲気にあわせて、セルリアを飾って楽しんでくださいね。