花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「スカビオサ」のご紹介
 
  
  
 | 学名 | Scabiosa | 
| 分類 | マツムシソウ科マツムシソウ属 | 
| 和名 | 西洋松虫草(セイヨウマツムシソウ) | 
| 別名 | ピンクッションフラワー | 
| 原産地 | 西、南ヨーロッパ、日本、アジア | 
| 出回り時期 | オールシーズンだが特に5月〜7月 | 
| 旬の時期(開花時期) | 3月〜4月 | 
| 花の色 | スカビオサの花の色は以下の通り。 | 
| 赤 | |
| ピンク | |
| 黄色 | |
| 白 | |
| 褐色 | |
| グリーン | |
| など | |
| 花のサイズ | 花径約2〜6cm | 
| 香り | やや強い香りを放つ | 
スカビオサとはどんなお花?
無数の細長い花弁が可憐な印象のスカビオサは、細く長く伸びた茎もあって優雅な雰囲気を与えてくれるお花です。
 花が咲き終わった後のガクの部分は「スカビオサ・ファンタジー」と呼ばれ、花材として用いられるほど。
 最近は光沢がある個性的な品種も登場し、人気が高まっています。
 豊富なカラーバリエーションとスラリと伸びる茎で、アレンジをいろいろ楽しめるお花です。
スカビオサの品種
スカビオサの主な品種は以下の通りです。
| ホワイトラブ | 花色ははっきりとした白で大輪系品種 | 
| ナナスノー | ブライダルなどで人気の品種 | 
| プリティパープル | フリルの縁に白が入っている | 
| イチゴミルク | 濃いピンクや薄ピンクが入り混じったかわいらしい品種 | 
スカビオサの飾り方
長い茎が美しいスカビオサですが、あえて短く茎を切ったアレンジもおすすめ。
 短くカットしたスカビオサをミックスで集め、ハランなどのグリーンで茎まわりを巻いてガラスの器に生けると、ナチュラルな雰囲気のミニブーケになります。
 茎を短くして飾りたいときなどに、おすすめの飾り方です。
 次々と小さな花を咲かせて、最終的にはこんもりとボリュームあるお花になるため、切花専用の栄養剤などを使うと長持ちしますよ。
日持ちする期間はどのくらい?
スカビオサは5〜7日ほど日持ちします。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
花の重みで茎が折れたり花の向きが変わってしまったりするので、他の花材で固定してあげると安定します。
 水落ち※した時は、沸騰したお湯に茎を数秒浸ける湯揚げがおすすめ。
 また、湿気や蒸れに弱いお花なので、ある程度葉を整理してから生けると長く楽しめます。
 ※水落ちとは…花弁がくたっとしおれること。花まで水分が届いていない状態。
他のお花との合わせ方
スカビオサはエレガントな存在感のお花なので、シックでシンプルなお花と組み合わせてみましょう。
特に存在感のある玉咲きタイプは、中心まで花が咲いてまん丸な形になり、和の雰囲気にも合います。
たとえば、スカビオサの茎を長めに残しつつ、アルケミラモーリスと一緒に飾ってみるのもおすすめです。
 この組み合わせは、和モダンでシックな雰囲気を楽しめます。
 また、パステル系のスカビオサは、ナチュラルな草花と合わせるのもすてきです。
 ラナンキュラスやヒペリカム、リキュウソウと一緒に自然の野原から摘み取ってきたようなイメージで生けてみてください。
まとめ
この記事では、スカビオサの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
 この記事のポイントは以下の通りです。
- スカビオサは、無数の細長い花弁と細いスレンダーな茎が美しいお花
- 花の重みで茎が折れてしまわないように、他の花材で固定すると良い
- ナチュラルな草花やシックでシンプルなお花と合う
スカビオサは大人っぽい雰囲気でも飾れますし、野山から摘み取ってきたようなナチュラルな雰囲気にも飾れるお花です。
 ぜひ、あなたのお部屋でスカビオサのある生活を楽しんでください。