花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「キキョウ」のご紹介

花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「キキョウ」の画像
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キキョウの基本情報
学名 Platycodon grandiflorus
分類 キキョウ科/キキョウ属
和名 桔梗
別名 オカトトキ、アリノヒフキ、ボンバナ、ヨメトリバナ
原産地 日本、中国、東アジア
出回り時期 6~7月頃
旬の時期(開花時期) 5月中旬~9月頃
花の色 キキョウの花の色は以下の通り。白、ピンク、紫、青
花のサイズ 5~7cmほど
香り ほとんどない

キキョウとはどんなお花?

キキョウは古くから日本で親しまれ、万葉集にも秋の七草として登場しています。

万葉集の中では「朝貌」と表記されています。
ただ、自生で咲くキキョウは現在、絶滅危惧種となっており、花屋に並んでいるのはほとんどが栽培された早咲きの品種です。
星形の花弁が可愛らしく、現在は品種も増えて八重咲きのものも多くみられます。

キキョウの品種

キキョウは一重咲きだけでなく、八重咲きの品種や最後まで花が咲かない袋咲きの品種もあるので、いろいろな姿が楽しめます。
また、色も一色のものだけでなく紋が入ったような儚い雰囲気のものまで、多様化しています。

品種 咲き方 展開色
五月雨 一重咲き 白、ピンク、紫
小町 袋咲
ウヅキキキョウ 一重咲き 白に紫の絞り

キキョウの飾り方

キキョウを飾る際は、お水のに浸かる部分の葉やつぼみは取ってから生けましょう。
水替えのときは茎を斜めに切り戻して、白い液体が出てきたら、ふき取るか洗い流して水は清潔に保つのが良いです。
初夏に出回るため、冷房がついている場合は冷房の風が直接当たらない風通しのよい場所へ飾りましょう。

日持ちする期間はどのくらい?

キキョウの日持ち期間は、一般的には4~7日ほどが平均です。
切り花の中では花持ちはよい方と言えます。
買ったばかりのキキョウに元気がないと感じるときは、新聞紙に包んで深めの水に30分ほどつけて水揚げすると元気になり、持ちもよくなります。
また、切り口は斜めにしておき、切り口に塩を揉みこむようにつけると水を吸いやすくなるので、ぜひ試してみてください。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

花屋では、小さなつぼみが付いたまま出回っているものが多いですが、切り花となっているキキョウのつぼみは基本的に咲かないので取った方が長持ちします。

葉も落とした方がメインのお花に栄養が行きやすいので、特に水に浸る部分は落としましょう。
切り口から出る白い液体は、ふき取ってから水につけてあげた方が汚れないのでおすすめです。

他のお花との合わせ方

一重咲きのキキョウは、いろいろな色のキキョウ同士で束にして飾ると星が集まったみたいで可愛らしく、おすすめです。
八重咲きのタイプは一輪でも存在感があるので、そのまま飾ってもよいでしょう。
また、大きいつぼみはそのままにしておくことで、ワンポイントになります。
色づき始めているつぼみは咲く可能性も高いです。

まとめ

キキョウは秋の七草に含まれている、日本に古くから親しみのある星形のお花。
一重咲きや八重咲き、珍しい袋咲のタイプまで種類が豊富です。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • キキョウは万葉集にも登場する日本古来のお花
  • 白い液体が出てきたらふき取るか洗い流してから飾ろう
  • 自生するキキョウは絶滅危惧種に指定されている

出回り時期が6~7月頃と短めなので、楽しめるうちにいろいろな品種を楽しみたいですね。
ぜひ花屋でキキョウを見つけたら、飾ってみてくださいね。

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