花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ホオズキ」のご紹介
学名 | Physalis alkekengi var. franchetii |
分類 | ナス科ホオズキ属 |
和名 | 鬼灯(ホオズキ) |
別名 | 輝血(カガチ)、奴加豆支(ヌカヅキ)など |
原産地 | 日本、中国 |
出回り時期 | 7月〜8月 |
旬の時期(開花時期) | 7月〜8月 |
花の色 | ホオズキの色は以下の通り。 |
オレンジ | |
緑 | |
花のサイズ | ガクのサイズは約4~6cm |
香り | 食用ホオズキは、ほんのり優しい香り |
ホオズキとはどんなお花?
オレンジ色の実が特徴的なホオズキは、夏の風物詩として有名です。
というのも日本全国でほおずき市が開催され、お盆の季節の飾り物として欠かせない花材だから。
濃い色の葉に色鮮やかな実がたくさんつきます。
ちょうちんのように見える袋、実はホオズキのガクというのをご存じでしょうか。
実を包み込んだ緑色のガクが、熟していくとオレンジ色に変化していきます。
切り花として飾る時、オレンジ色のホオズキから飾るのも良いのですが、緑色の状態から飾ると色の変化をゆっくりと楽しめますよ。
ホオズキの品種
ホオズキの主な品種は以下の通りです。
丹波大実ホオズキ | 特に実が大きい品種 |
主に切り花用に使われる | |
ヨウラクホオズキ | ガクがなぎなたの刃のような形 |
別名ナギナタホオズキ | |
食用ホオズキ | オオブドウホオズキやシマホオズキ、ショクヨウホオズキなどがある |
ホオズキの飾り方
そのまま飾っても良いのですが、熟したガクと実の「透かしホオズキ」を作ってみるのはいかがでしょうか。
よく熟したガクと実を数日水に浸すと、柔らかい部分の組織が溶けて葉脈だけが残ります。
レース状になったガクの中に実が残って、まるでランタンのような美しい飾り物に。
生成りの落ち着いた色合いは、インテリアにぴったりです。
日持ちする期間はどのくらい?
ホオズキは7〜14日ほど日持ちするお花です。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
ホオズキを長持ちさせるにはお酢が有効な手段です。
茎を斜めにカットし、切り口に原液のお酢を数分つけてから水に生けます。
こうすることで吸水が良くなり、長持ちしやすくなりますよ。
また、大きな葉は萎れてしまいやすいため、飾る用途がなければカットして整理しておきましょう。
他のお花との合わせ方
ホオズキは、夏だけでなく秋冬の季節にも使えるアイテムです。
というのもホオズキの鮮やかなオレンジ色が、ハロウィンやクリスマスの時期にぴったりだから。
オリーブの枝やユーカリポポラスと合わせて、スワッグにまとめてみるのもおすすめです。
使うホオズキは大輪系タイプを選ぶと、オレンジ色のガクがより映えます。
その他、和風のアレンジならオバナやキキョウ、フジバカマと合わせて和モダン風に仕立て上げるのも良いですね。
まとめ
この記事では、ホオズキの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- お盆の季節の飾り物として欠かせない花材
- 緑色からオレンジ色に変化する様子を楽しめる
- 透かしホオズキはインテリアにおすすめ
- 長持ちさせるにはお酢に浸すと良い
夏〜秋冬まで、さまざまな形で楽しめるホオズキ。
そのまま生けたり、短くカットして飾ってみたりするなど、いろいろなアレンジを楽しんでくださいね。