花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「オミナエシ」のご紹介

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オミナエシの基本情報
学名 Patrinia scabiosifolia
分類 オミナエシ科オミナエシ属
和名 女郎花・粟花
別名 敗醤(はいしょう)・粟花(あわばな)・思い草(おもいぐさ)・ボンバナ、オンナメシ、オミナメシ
原産地 日本、東アジア
出回り時期 7月~10月半ば頃
旬の時期(開花時期) 8月~10月頃
花の色 黄色
花のサイズ 小輪
香り 独特な香り。甘くムッとするような匂いや醤油が腐敗したような匂い、アンモニア臭だと感じる人もいる

オミナエシとはどんなお花?

オミナエシは、秋の七草のひとつです。
オミナエシのお花は小さく黄色いのが特徴。
1本の茎にたくさんのお花を咲かせます。
オミナエシのお花の色や形がアワに似ていることから、別名粟花といいます。
かわいい花姿をしているのに、醤油や煮物が傷んだような臭いがするそうです。
1本だけのときは、そこまで匂いが気にならないようですが、たくさんあると匂いが強く感じるようなのでお部屋に飾るときは注意が必要かも。
オミナエシは、観賞用としてだけでなく、漢方としても使われているお花。
漢方の名前は敗醤根(はいしょうこん)といい、根が醤油の腐ったような匂いをしていることから名付けられたそうです。

オミナエシの品種

オミナエシは、オミナエシ属です。
オミナエシと同じオミナエシ属に属する品種を紹介します。

品種 特徴
オトコエシ オミナエシより大きい
乳白色の花を咲かせる
食用や薬用にも使われる
ハクサンオミナエシ コキンレイカ オミナエシより小さめ
黄色い花を咲かせる
花径は5mmほど
キンレイカ コキンレイカより一回り大きな花を咲かせる
花姿はオミナエシやコキンレイカに似ている

オミナエシの飾り方

オミナエシを飾るときは、以下の点に注意しましょう。

  • 直射日光やエアコンの風が当たらない涼しい場所に飾る
  • 水あげ方法は水切りや湯揚げ
  • 花瓶の水はこまめに交換する
  • 水を交換する際は、切り戻しをする
  • 水に浸かる部分の葉は取り除く

日持ちする期間はどのくらい?

オミナエシは、茎が硬くて丈夫なお花です。
そのため、日持ちが良い方だといわれます。
基本的なお手入れをしていた場合の日持ちは、5日~1週間ほどです。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

オミナエシは、毎日水の交換が必須。
そして、お花が傷みやすい夏の暑い時期から秋にかけて飾るお花です。
暑い時期は朝晩の2回交換して清潔な状態を保てるようにすると、オミナエシのお花も長持ちしやすくなるでしょう。
また、オミナエシのお花は、蒸れに弱いという特徴があります。
そのため、湿度が高い場所や風通しの悪い場所が苦手。
お花が蒸れると、カビが生えたり花びらが変色したりして、きれいなお花を楽しめなくなります。
そのため、風通しが良く湿度の低い場所に飾るようにしましょう。
また、お花がカビたり変色したりした場合は、悪くなった部分をすぐに取り除いてください。

他のお花との合わせ方

オミナエシを他のお花と合わせるときは、以下のようなお花がおすすめです。

  • キャンディリリー
  • キキョウ
  • ベニバナ
  • リヤトリス
  • ケイトウ
  • ホオズキ
  • ドラセナ

 ホオズキやキキョウなどと組み合わせて、季節を感じるアレンジメントにすると、趣のある花束になります。
オミナエシは、小さな黄色のお花が特徴。
花束やアレンジメントを作るときに、ドラセナなどのグリーンと合わせればメインとして飾れますし、他のお花を引き立てる脇役としての役割も果してくれます

まとめ  

この記事では、オミナエシの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • オミナエシは、秋の七草のひとつ
  • 1本の茎に小さくて黄色い花をたくさん咲かせる
  • オミナエシは、観賞用としてだけでなく、漢方としても使われている
  • 醤油が腐ったような独特の匂いがする

オミナエシは、小さくてかわいらしいお花なので、菊のような和風のお花やバラのような洋風のお花とも合わせやすいです。
お部屋の雰囲気や気分によって、アレンジを和風にしたり洋風にしたり変化を付けながら、オミナエシを飾って楽しんでくださいね。

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