花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「オンシジウム」のご紹介

花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「オンシジウム」の画像
花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「オンシジウム」の画像
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オンシジウムの基本情報
学名 Oncidium
分類 ラン科オンシジウム属
和名 雀蘭(すずめらん)・群雀蘭(むれすずめらん)
別名 別名は以下の通り。
オンシジューム
オンシジュウム
ムレスズメラン
スズメラン
バタフライオーキッド
ダンシングレディーオーキッド
ダンシングバレリーナ
ダンシングガール
原産地 中南米やブラジル
出回り時期 通年出回っていて、半分以上は輸入品
旬の時期(開花時期) 12月~1月、4月~6月、9月~10月(不定期性あり)
花の色 以下の通り。
黄色
ピンク
オレンジ
レッド
花のサイズ 直径1.5cm~2.5cmの小さな花 品種によって小輪~大輪
香り 品種によって良い香りのするタイプがある

オンシジウムとはどんなお花?

オンシジウムは、明治時代に入ってきたお花です。
ひらひらとしていて、今にも動き出しそうなお花を咲かせるオンシジウムには、さまざまな名前があり、それぞれ興味深い由来があります。
そこで、名前と由来を簡潔にお伝えします。

名前 名前の由来・語源
オンシジウム ラン科の植物特有の唇弁やリップの姿を小さなトゲに見立てている
バタフライオーキッド 蝶々の舞っている姿
ダンシングレディーオーキッド スカートをひらひらさせて踊っている姿
ダンシングバレリーナ
ダンシングガール
ムレスズメラン 黄色い雀の群れに見える

同じオンシジウムのお花なのに、さまざまな見方がされているのを知ると、興味深いですよね。
オンシジウムが日本に入ってきた頃は、花弁が黄色で斑点のような柄が入っているのが主流でした。
現在は、品種改良がされて、斑点が入っていないタイプや、豊富な色味のオンシジウムもあります。
また、白の花弁に黒の斑点模様と、まるでパンダ柄のようなオンシジウムなど、かわいらしくて思わずクスッとしてしまいそうなお花も楽しめますよ。

オンシジウムの品種

オンシジウムは洋ランの一種です。
原種としては400種ほどの品種があるとされ、おもに樹木に着生するタイプが多く、岩に付いたり地に根を張ったりするタイプもあります。
切り花として出回るオンシジウムの品種を1部紹介します。

名前 特徴
イエローエンジェル 黄色・斑点がない
サマースノー 白からクリーム色
シャーリーベイビー ピンクや紫の花弁で、甘いチョコレートのような香り
ワイルドキャット 濃い茶色の斑点
シーヤンヤンピンク ピンク色

オンシジウムの飾り方

オンシジウムは、1本の茎に何輪もの花を咲かせます。
そのため、オンシジウム単独で飾っても華やか。
オンシジウムは、1本1本表情が異なります。
右から見たときの方がきれいか、左から見せた方が良いかなど、見極めて飾るとオンシジウ
ムの美しさを楽しめますよ。

日持ちする期間はどのくらい?

オンシジウムは、日持ちの良いお花。
管理の仕方によって異なりますが、7日~10日ほど日持ちします。
上手に管理した人の中には、3週間以上きれいなお花を楽しめたという人もいるそうです。
暑い時期は、お花が散りやすいので、涼しい場所に飾ると良いでしょう。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

オンシジウムを長持ちさせる管理方法のポイントを紹介します。

  • 水揚げは水切り。斜めにカットする
  • こまめに水を取り換える
  • 水に浸かる部分の花は取り除く
  • 切り花専用鮮度保持剤(糖分入り)を使用する
  • 1日に1回程度、霧吹きなどで保水する
  • 下の方からお花が枯れてくるので、枯れたお花は取り除く

オンシジウムは、たくさんのお花を付けます。
もったいないと感じますが、花瓶に生けたときに、水に浸かりそうなお花は取り除くようにしましょう。
切り花用鮮度保持剤には、つぼみを咲かせやすくする働きがあります。
切り花用鮮度保持剤を使用する場合は、水替えは数日に1回で大丈夫。
オンシジウムは乾燥に弱いので、乾燥する時期や湿度の低いお部屋に飾るときは、霧吹きで保水すると長持ちしやすくなります。

他のお花との合わせ方

オンシジウムは、1本の茎に何十輪もお花を咲かせるので、単独でもボリュームのある花束が作れます。
さらに、他のお花と一緒に飾ると、よりゴージャスなブーケやアレンジメントを楽しめますよ。
以下にオンシジウムと相性の良いお花を紹介します。

  • カスミソウ
  • スイセン
  • リンドウ
  • ユリ
  • トルコギキョウ
  • カーネーション
  • ダリア
  • イトギク
  • バラ

黄色いオンシジウムと青紫のリンドウやトルコギキョウは、補色の関係。
センス良くおしゃれに飾れる組み合わせといえるでしょう。
また、ダリアやイトギク、バラのように目立つお花とも相性が良いのでおすすめです。

まとめ

この記事では、オンシジウムの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • オンシジウムは洋ランの一種
  • 1本の茎に何十輪もの花を咲かせる
  • 乾燥しやすい時期や湿度の低い部屋に飾るときは、霧吹きなどで保水する

オンシジウムは日持ちの良いお花です。
たくさんのお花を咲かせるオンシジウムを飾って、華やかな空間を楽しんでくださいね。

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