花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ハス」のご紹介
ハスの基本情報
学名 | Nelumbo nucifera |
分類 | ハス科ハス属 |
和名 | 蓮(ハス) |
別名 | トバス、レンゲ、ハチス、ツユキグサなど |
原産地 | 熱帯アジア〜温帯アジア |
出回り時期 | 7月〜11月(供花用のつぼみと葉は7〜8月、実は8月〜11月) |
旬の時期(開花時期) | 7月〜8月 |
花の色 | ハスの花や実の色は以下の通り。 |
ピンク | |
ホワイト | |
緑 | |
茶色など | |
花のサイズ | つぼみは約5〜7cm、開花時の花経は約10cm |
香り | ほのかな香り |
ハスとはどんなお花?
ハスは、お盆の時期によく見かけるお供え用のお花の一つです。
凛とした花姿が清らかさの象徴であるのは、池の底の泥の中から咲いてくるからでしょう。
特徴的なのは、その咲く時間帯です。
早朝に開いて昼過ぎには閉じるというサイクルを3〜4日間繰り返し、開花して5日後には散ってしまうという短命なお花。
とはいえ、花がとても開きにくいため、切花で使う時にはつぼみをメインに楽しみます。
秋以降になるとドライの実も出回り、クリスマスの時期のリースやスワッグにおすすめです。
ハスの品種
ハスの主な品種は以下の通りです。
キバナハス | 北米原産 |
黄色い花を咲かせる | |
花つきはあまり良くない | |
大賀ハス | 千葉県花見川区検見川で発見された品種 |
千葉県指定天然記念物 | |
ミセス・スローカム | 花つきが良い |
大輪の八重咲き | |
咲き始めはピンク、徐々に黄色がかった色に |
ハスの飾り方
水を張った平たい花器にハスの葉を浮かべ、剣山に挿したつぼみで水辺の雰囲気を演出してみましょう。
暑い季節でも、涼やかなアレンジが楽しめますよ。
日持ちする期間はどのくらい?
ハスは3〜5日ほど日持ちするお花です。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
ハスは水揚げが弱いお花。
元気がないときは専用のポンプを茎に入れて給水させることが多いです。
ただ、専用ポンプがないときは、茎を空切りにして深水で生けてみてください。
水揚げが難しいお花なので、飾る時はなるべく黒く変色していないものを選ぶと良いでしょう。
他のお花との合わせ方
以下の花材と合わせたモダンなアレンジもおすすめです。
- クレマチス
- タマシダ
和モダンの雰囲気は、和室のみならず洋室にもぴったり。
また、花色を統一させたバラと組み合わせてみるのも良いでしょう。
周囲をグリーンの葉で囲って、ミニブーケにするとハスのつぼみの美しさが強調されます。
まとめ
この記事では、ハスの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- ハスはお供え用のお花の一つ
- 切花では、つぼみの状態を楽しむ
- 水揚げが難しい
- クレマチスやシダと合わせて和モダンなアレンジに
清らかさの象徴であるハスは、代表的なお盆の供花の一つです。
つぼみの状態を切花で楽しみつつ、秋以降ドライの実を見かけたら、ぜひお部屋に飾って楽しんでくださいね。