花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「アジサイ」のご紹介
学名 | Hydrangea |
分類 | アジサイ科アジサイ属 |
和名 | 紫陽花(あじさい) |
別名 | 七変化や四片、手毬花 など |
原産地 | 東アジア、南北アメリカ |
出回り時期 | アジサイ、秋色アジサイはオールシーズンで、アナベルは5月〜11月 |
旬の時期(開花時期) | 5月〜7月 |
花の色 | 赤 、ピンク 、白 、紫 、青 、グリーン 、茶色 など |
花のサイズ | 花の集まりで5〜30cmほど |
香り | カシワバアジサイのみ甘い香り。他はほとんどない。 |
アジサイとはどんなお花?
梅雨の季節を明るく彩ってくれるアジサイ。
花びらに見える部分は装飾花と呼ばれるガクで、中心の小さな部分が花になります。
日本では青色アジサイが多いですが、それは土壌が弱酸性だからです。
アジサイは土壌によって色がかわるため、アルカリ度の高い土壌では花色が赤系に変わります。
最近は秋色アジサイなど、アンティークなカラーと色の変化を楽しめる品種も多く出回っていて、話題に事欠かないお花と言えるでしょう。
アジサイの品種
アジサイの主な品種は以下の通りです。
品種 | 特徴 |
---|---|
西洋アジサイ | 手毬状に咲く |
色も豊富で1輪挿しも楽しめる | |
秋色アジサイ | 人気のあるアンティークカラーのアジサイ |
さまざまな色に変化していく過程が楽しめる | |
ガクアジサイ | 日本原産のアジサイ |
小さな両性花のまわりに装飾花が咲く | |
八重咲き | 切り花ではまだ少ないが、鉢植えではよく見かける |
花びらが重なりボリュームのある品種 |
アジサイの飾り方
数本まとめてアジサイを飾る時は、高低差をつけて立体感を出すと良いでしょう。
こうすることで、アジサイの輪郭をふっくらと表現できます。
また、花全体に元気がなくなってきたら、浮き花もおすすめです。
水を張ったガラスの器に、小分けにした房をいくつか浮かべてみてください。
涼やかな雰囲気になり、キッチンやバスルームなどにもぴったりのアレンジです。
日持ちする期間はどのくらい?
アジサイは5〜14日ほど日持ちするお花です。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
アジサイを長持ちさせる時のコツはいろいろありますが、生ける前のポイントは以下の2つ。
- 枝を斜めにカット
- 中のワタを少し取り除くか切り口を叩く
ワタがあると吸水しにくいため、水をよく吸えるようにワタを取り除くか切り口を叩いて広げます。
また、元気がないときは枝を空切りにしたあと、枝の外側の皮をそいで深水に浸けてみてください。
こうすると回復しやすくなり、また元気な花姿を楽しめますよ。
他のお花との合わせ方
夏の時期ならヒマワリと合わせてみましょう。
このとき、青系アジサイ×ヒマワリなら爽やかな花束に、秋色アジサイ×ヒマワリなら大人な雰囲気の花束になります。
また、冬はアジサイをドライフラワーにしてから、赤いバラと組み合わせてみるのもおすすめです。
ドライフラワーにすることでアンティークなアレンジを楽しめます。
他にもカラーやトルコギキョウとも相性が良く、落ち着いた色でまとめるとモダンな雰囲気の花束に仕上がります。
まとめ
この記事では、アジサイの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- アジサイは梅雨の季節を明るく彩るお花
- 秋色アジサイなどアンティークカラーのアジサイが人気
- 生ける前に切り口のワタを取り除くか、切り口を叩くと長持ちする
アジサイは、アレンジのメインにしても脇役にしてもバランスよく飾れるお花です。
また、切り花として楽しんだ後は、ドライフラワーにしても長く楽しめます。
ぜひ、お好みの色のアジサイを選んで、お部屋に飾ってみてください。