花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ギボウシ」のご紹介
学名 | Hosta |
分類 | ユリ科/ギボウシ属 |
和名 | ギボウシ |
別名 | ウルイ、コーライ、カエルノオンパッパ、オンパク |
原産地 | 東アジア亜寒帯から湿地帯 |
出回り時期 | 7~8月頃 |
旬の時期(開花時期) | 6月~9月頃(葉は5~11月) |
花の色 | ギボウシの花の色は以下の通り。 |
白 | |
紫 | |
花のサイズ | 7cmほど(葉は15cm〜ほど) |
香り | 芳香性の品種は香りが強く、良い香りがする |
ギボウシとはどんなお花?
ギボウシは、朝に咲いて夕方にはしぼむ「一日花」です。
ただ、1つの茎に複数の花がつき、下から開花していくので数日は楽しめます。
花弁が下を向くような形をしたギボウシは、初夏にかけて開花し、まるで線香花火のようでこれから始まる夏を想起させます。
色は白から紫で、淡紫などの風情に溢れたものもあり、季節感を演出するのにぴったりの花といえるでしょう。
ギボウシの品種
ギボウシは花だけでなく、葉にも特徴が多く、楽しめるのが大きな魅力です。
葉は小型種で15cm程度、中型種で20cm程度。
そして、大型種になると、30~40cm程度にもなります。
葉の形や色も様々なので、ぜひ好みのギボウシを見つけてくださいね。
品種 | 葉の大きさ | 展開色 |
---|---|---|
オオバギボウシ | 大 | 淡紫 |
オトメギボウシ | 小 | 紫 |
タマノカンザシ | 大 | 白 |
ギボウシの飾り方
ギボウシを飾る際は、陽ざしが強く当たる場所は避けましょう。
日が当たると斑入りの葉は特に、葉焼けして葉の色が薄く抜けてしまうことが多いので注意が必要です。
長めの茎のタイプを飾る場合は特に、下の方にある葉は落として水に浸からないように気を付けましょう。
葉が重めなので、底がしっかりしている花瓶に生けるのがおすすめです。
日持ちする期間はどのくらい?
ギボウシは、一日花なので日持ちはあまり良くありません。
花は咲き終わったものは摘み取って、全ての花が咲き終わったら葉を楽しむのが良いでしょう。
一日花のギボウシの日持ちは、ついている花の数に比例します。
葉は適正に管理すれば、2週間ほど持つことも珍しくありません。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
花を長く楽しみたい場合は、なるべくつぼみが多くついたものを選びましょう。
一日にひとつずつ萎んでいきますので、萎んだ花は摘み取ってください。
ついたままにしておくと、上のつぼみに行きわたる栄養が少なくなってしまいます。
また、初夏から夏にかけて出回りが多い花なので、水の管理が重要となります。
毎日水を取り替えて、常に新鮮な水に生けるようにしましょう。
他のお花との合わせ方
ギボウシは、花はもちろん、葉のバリエーションが多く、また葉の部分の方が花に比べて長持ちします。
そのため、花が終わるまではギボウシ単体で飾り、花が終わったらひまわりやデルフィニウムなど、葉の緑を生かした花と合わせると良いです。
初夏に出回る花なので、夏を先取りするように夏の花と一緒に飾るのがおすすめです。
まとめ
ギボウシは下を向いた、まるで線香花火のような儚い印象の一日花です。
それに対して、葉は瑞々しく力強い印象を与えるため、そのコントラストが楽しめます。
この記事のポイントは以下の通りです。
- ギボウシは一日でしぼむ「一日花」
- 下から少しずつ開花していくので、萎んだ花は摘み取ろう
- 花が終わったら葉だけや他の花と合わせて、葉を楽しもう
花が終わったあとも、葉だけでももちろん、ひまわりなど夏のお花と合わせて飾るのもおすすめですよ。
ぜひ花屋でギボウシを見つけたら、飾ってみてくださいね。