花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ミヤコワスレ」のご紹介

花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ミヤコワスレ」の画像
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ミヤコワスレの基本情報
学名 Gymnaster savatieri
分類 キク科/シオン属
和名 みやこわすれ(都忘れ)
別名 ノシュンギク(野春菊)、アズマギク(東菊)、深山嫁菜(ミヤマヨメナ)
原産地 日本
出回り時期 2~6月
旬の時期(開花時期) 4~6月
花の色 ミヤコワスレの花の色は以下の通りです。
紫(淡紫・青紫・赤紫)
ピンク
花のサイズ 3~4cm
香り ほのかな香り

ミヤコワスレとはどんなお花?

日本原産のミヤコワスレは野山に自生するキク科の宿根草で、4~6月頃に開花を迎えます。
野菊に似た可愛らしいお花を咲かせ、青や紫など色の展開もさまざま。
「ミヤコワスレ」という名前は、承久の乱(1221年)に敗れ、佐渡に流された順徳天皇が、この花を見ていると都への思いを忘れられたという故事に由来するといわれています。
多くの園芸家に愛され、鉢植えも人気ですが、切り花も流通しています。
また、茶室に飾る茶花として用いられることもあるお花です。

ミヤコワスレの品種

ミヤコワスレは江戸時代から改良が進んできたお花で、色の展開や大きさもバリエーションが豊富です。
ここではミヤコワスレの品種をいくつか紹介します。

品種名 特徴 大きさ 展開色
ミヤマヨメナ ミヤコワスレの原種で花弁が細長い 高さ20~50cm 淡青色、白、青紫
花大きさ3~4cm
みのる紫 ミヤコワスレの中でも最も花が大きいといわれる人気品種 高さ30~40cm 紫色
花は大きめ
江戸紫 みのる紫と色味は似ているが、やや青みがあり、花は小さめ 高さ30~50cm 濃い青紫色
花大きさ3~4cm
浜乙女 明るめのピンクの花で葉は鋸歯のような形をしている 高さ30~50cm
花大きさ3~4cm ピンク
瀬戸の小波 花弁の形が他の品種より丸みがあり、花の大きさはやや大きめ 高さ20~30cm
花大きさ4~5cm 薄紫色っぽい白
瀬戸の花嫁 純白色で、コンパクトな大きさの品種 高さ20~40cm
花大きさ3~4cm 純白

ミヤコワスレの飾り方

ミヤコワスレの飾り方は下記のとおりです。

  • 短くして一輪挿しや背の低いガラス瓶などに飾る
  • 壁掛け花瓶に飾る
  • かすみ草やすずらんなどと合わせれば可愛らしさ倍増

あくまで一例ですがご参考までにしてください。

日持ちする期間はどのくらい?

ミヤコワスレはキク科なので、花持ちのよいお花です。
品種にもよりますが、切り花の日持ちは1~2週間前後を目安にすると良いでしょう。
毎日水を替えるなど、しっかりと世話をすれば、2~3週間は持ちます。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

ミヤコワスレを長持ちさせる管理方法のポイントは以下の通りです。

  • 宿根草なので根や茎がしっかりしたものを選ぶ
  • 茎下部の余分な葉っぱは取り除く
  • 清潔で切れ味の良い剪定用のはさみで茎を切る
  • 雑菌を繁殖させないように花瓶も清潔に保つ
  • 乾燥に弱いので水をこまめに替え、酢や漂白剤(1滴)などを混ぜてみる
  • 強い日差しが当たる場所には置かない

他のお花との合わせ方

ミヤコワスレを花束にする場合、組み合わせとしておすすめなお花を紹介します。

  • かすみ草
  • すずらん
  • マーガレット
  • ライスフラワー

ミヤコワスレと似た清楚なお花や、同じキク科で同時期に出回るナチュラル系のお花とも
相性が良いです。

まとめ

この記事では、ミヤコワスレの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • ミヤコワスレは日本の野山に自生するキク科の宿根草
  • 色は紫や濃青紫が多いものの、ピンクや白などの展開もある
  • 根や茎がしっかりしたものを選び、茎下部の余分な葉は取ると長持ちする

ミヤコワスレは日本の気候に適したキュートなお花で、日持ちもするので長く楽しめます。
ミヤコワスレを、ぜひお部屋に飾って楽しんでみてください。

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