花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「グラジオラス」のご紹介

花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「グラジオラス」の画像
花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「グラジオラス」の画像
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グラジオラスの基本情報
学名 Gladiolus hybridus
分類 アヤメ科グラジオラス属・トウショウブ属
和名 唐菖蒲(トウショウブ)
別名 トウショウブ・オランダアヤメ
原産地 アフリカ・南ヨーロッパ・西アジア
出回り時期 通年だが、6 月~10 月頃は出回る量が増える
旬の時期 開花時期は以下の通り
春咲き:3 月~5 月
夏咲き:6 月~11 月
花の色 白・ピンク・赤・黄色・緑・オレンジ・紫・複色咲きなど
花のサイズ 6cm~15cm
香り ほのかに香ったり香りがかったりする品種が多いが、芳香グラジオラスやニオイグラ ジオラスのように甘く良い香りがする品種もある

グラジオラスとはどんなお花?

夏になると、お庭などで見る機会が多いグラジオラス。
赤や黄色、ピンクなどの色鮮やかなお花に見とれてしまう人も多いのではないでしょうか。
グラジオラスは根植物で、春に植えて3ヵ月ほどして、夏にお花を咲かせるのが日本では一般的です。
中には、植えてから70日ほどで花を咲かせる品種もあります。
グラジオラスの特徴は、たくさん花を付けることや背が高さ、剣のような葉です。
実は、この剣のような葉がグラジオラスの名前の由来。
グラジオラスは、ラテン語の剣という意味がある「gladius」にちなんで名付けられました。
また、意外に思う人も多いかもしれませんが、グラジオラスの球根は湿布薬の原料として使われています。

グラジオラスの品種

グラジオラスは、300種ほどの原種があり、夏咲きのグラジオラスだけでも1,000種類以上もあるといわれています。
グラジオラスの種類分けの方法は、咲く時期や花の大きさ、咲き方など。

《咲く時期》

咲く時期 種類 特徴
春咲き コルビリー系 5月~6月に開花
トリスティス系 4月~5月
ナヌス系 4月~5月
夏咲き グランディフロラ系 大輪の花を咲かせる
ピクシオーラ系 小輪の花を咲かせる

《大きさ》

  • 大輪種
  • 小輪種

《花の咲き方》

  • リンジ咲き
  • 平弁咲き
  • 反転弁咲き
  • 受け咲き
品種 特徴
トラベラ ラベンダーピンク
たくさん花を咲かせる
ヘクター 鮮やかな赤色の大きな花を咲かせる
春の泉 大輪の赤い花
花が四方を向いて咲く
富士の雪 クリームホワイトの花
花数が多い
ツルーラブ ピンク色の花などがたくさん集まって咲く
ミスティーローズ 赤紫色のグラデーションの花を咲かせる
トリステスコンコロール ライムグリーンの花
良い香りがする

グラジオラスの飾り方

グラジオラスは、1本の茎に何輪ものお花を咲かせます。
そのため、グラジオラス単独で飾ると良いでしょう。
花だけで飾るのも素敵ですが、葉と一緒に飾ると、花だけのときとは違う趣ある雰囲気にまとまります。

葉も一緒に花瓶に生けるときのポイントは、以下の通り

  • 茎に葉が付いている状態で葉をカットしない
  • グラジオラスの茎の長さを調整する前に、葉の付け根部分で葉だけをカットする
  • 葉をカットした後、茎の長さを調整する

茎に葉が付いている状態で、茎を花瓶に合わせてカットすると、葉が短くなりすぎてしまいます。
葉を付け根でカットして長い葉を確保しましょう。
このようにすることで、花瓶に生けたときに、グラジオラスの茎と葉がバランス良く飾れます。 

日持ちする期間はどのくらい?

グラジオラスは、1本の茎に何個ものつぼみを付け、下から花を咲かせていきます。
グラジオラスのお花単体では、3日ほどでしおれてしまいます。
しかし、順に花を咲かせていくので、結果的には長ければ10日ほどの日持ちするといえるでしょう。
先に咲く下の方のお花は、しおれてきたら順に摘み取ると、上のお花が咲きやすく、見た目の美しさも保てます。

長持ちさせるには?管理方法の注意点 

グラジオラスを長持ちさせる管理方法は以下の通りです。

  • 水あげ方法は水切り
  • お花に水がかからないようにする
  • 毎日水の交換をする
  • 水の交換する際には、花器を洗い、切り戻しをする
  • 鮮度保持剤や切り花延命剤を使用する

葉が水に浸かると、水が傷みやすくなるので、水に浸かる部分の葉は取り除いた方が良いです。
葉を一緒に飾る場合は、こまめに水を交換して清潔な水を保つようにしましょう。
グラジオラスは、切り花にすると上の方のつぼみまで咲くことが少なく、つぼみが付いている上の方をカットして、販売しているお花屋さんも多いです。
鮮度保持剤や切り花延命剤を使うと、水が傷みにくくなるだけでなく、上の方の小さなつぼみまで花を咲かせるよう促してくれます。

他のお花との合わせ方

グラジオラスは、お花をたくさん咲かせるので、単独で飾るのもおすすめですが、他のお花と合わせると華やかさが倍増します。
そこで、グラジオラスと組み合わせるのにおすすめなお花を紹介します。

  • バラ
  • ユリ
  • ダリア
  • トルコギキョウ
  • カーネーション
  • グリーン(ドラセナ・モンステラ・シダなど)

グラジオラスは、背丈があるので、高さを出したいアレンジメントなどに重宝します。
また、グラジオラスの葉ではなく、ドラセナやシダなどの存在感があるグリーンを使うと、ゴージャスな印象にまとまりますよ。

まとめ  

この記事では、グラジオラスの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • グラジオラスは、春咲きと夏咲きがある
  • グラジオラスは、日持ちしやすいお花で、下から花を咲かせていく
  • 背丈があるので、高さのあるアレンジメントにおすすめ

グラジオラスは、赤やピンク、黄色など色鮮やかなお花をたくさん咲かせます。
華やかなグラジオラスをお部屋に飾って楽しんでくださいね。

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