花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「リンドウ」のご紹介

花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「リンドウ」の画像
花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「リンドウ」の画像
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リンドウの基本情報
学名 Gentiana
分類 リンドウ科リンドウ属
和名 竜胆
別名 ゲンチアナ・疫病草・エヤミグサ
原産地 日本・中国・韓国・シベリア
出回り時期 6月~11月
旬の時期(開花時期) 9月~11月。種類によっては3月~5月、7月~9月に咲く花もある
花の色 青紫・白・ピンク・パステルブルーなど
花のサイズ 種類によって花の大きさは異なる。1.5cm~5cmほど。筒状金型の花が多い。
香り 種類によって甘い香りや独特な香りがするタイプがある。香り自体は強くなく、ほのかに香る程度。

リンドウとはどんなお花?

リンドウは、根が竜の肝のように苦かったことから竜胆(リンドウ)と名付けられたそうです。
また、この根が病気を治す生薬として用いられていたことから、疫病草とも呼ばれています。
リンドウは、筒状金型・ベルのような形のお花です。
ちなみにリンドウは飾っておくと、きれいに咲くときと、咲かずに茶色くなってしまうとときがあります。
これは実は、咲かずに茶色くなっているのではなく、少しだけ花を咲かせ、しおれて茶色くなっているのです。
リンドウには、花がしっかりと開くササリンドウ系と、あまり開かないエゾリンドウ系があります。
そのため、知らずにエゾリンドウ系のお花を飾っていると、お花が咲かずに茶色くなったように感じるのです。
以下にササリンドウ系とエゾリンドウ系の代表的な品種をまとめました。

【ササリンドウ系】

  • 蒼秋の風
  • 安代のさわかぜ
  • 安代の涼風
  • 安代の夕映
  • ブルーハイジ

【エゾリンドウ系】

  • シャインブルーアシロ
  • メルヘンアシロ
  • ももずきんちゃん
  • いわて乙女
  • 安代の秋
  • 安代の夏
  • スカイブルーしなの

リンドウには、花がしっかり咲くササリンドウ系と咲かないエゾリンドウ系に加え、両方の系統が掛け合わされた種類も最近では存在します。
そのため、どちらの系統ともいえない場合もあります。

リンドウの品種

リンドウは世界に約400種類、日本で自生しているのは約20種類といわれています。
以下にリンドウ属の一部を紹介します。

名前 特徴
ゲンチアナ 一般的にリンドウといわれる種類
スカブラ
ブエルゲリ
ハルリンドウ 3月~5月頃に花を咲かせる種類
小型品種
タテヤマリンドウ 北海道から中部の高山地域に自生
ハルリンドウよりも小さな花を5月~7月頃咲かせる
淡紫色から白色
ミヤマリンドウ 高山などの湿原に自生
7月~9月頃に花を咲かせる
平らに花びらを開くのが特徴
青紫色
オヤマリンドウ 関東から四国の山や高原に自生
開花時期は8月~9月頃
茎の先端に青い花を咲かせる
トウヤクリンドウ 北海道から中部地方の高山に自生
8月~9月頃に淡黄の白っぽい花を咲かせる

リンドウの飾り方

切り花として出回っているリンドウは、茎の上部や葉の付け根に、数輪ずつまとめて花を咲かせます。
背丈も長いので、最初はリンドウの茎をあまり短くせず花瓶に生けると良いでしょう。
葉が痛んできたときは、痛んできた葉を摘み取ると、もうしばらくお花を楽しめます。
リンドウの背丈が長すぎて、花瓶に合わない場合は、途中でカットするのがおすすめです。
カットする場所は、花が付いている葉の付け根部分と茎の部分の境目。
花瓶に合う背丈に合わせてカットすれば、下の方のリンドウのお花をムダにせずに飾れますよ。

日持ちする期間はどのくらい?

リンドウは花持ちが良く、茎も硬くて丈夫なので、日持ちします。
目安としては、5~10日ほど。
しかし、水揚げが良くないタイプもありますので、延命剤を使用すると良いでしょう。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

リンドウは、お日様の光が当たっているときだけ、花を咲かせるという特徴があります。
そのため、室内の日当たりや風通しの良い場所に飾るようにしましょう。
つぼみの状態でも、同様の場所に飾っておけば花を咲かせます。
リンドウのお花を長持ちさせる際のポイントは、以下の通りです。

  • 水揚げは水切り(茎は斜めに切る)
  • 浅水にする
  • 水を替える際に茎を1~2cmカットし、軽く洗って茎に付いたヌメリをしっかり洗い流す
  • 余分な葉を取る
  • 花がたくさん付いているときは少し蕾を摘んで、お花の量を調節する方が良いこともある
  • 直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避ける

他のお花との合わせ方

リンドウは単独で飾るのも素敵ですが、ブーケやアレンジメントにする場合は、以下のようなお花との組み合わせもおすすめです。

  • ワレモコウやオミエナエシなどの秋のお花
  • リンドウのお花と同じ色味のカラーやカーネーション、トルコギキョウなど
  • カスミソウ
  • 黄色や白色のピンポンマム
  • 優しい色味のバラ

組み合わせるお花によって、秋っぽい雰囲気になったり、カラフルな印象になったりします。
定番ではありますが、たっぷりのカスミソウと合わせれば、華やかでボリューミーなアレンジメントが作れます。

まとめ

この記事では、リンドウの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • リンドウは、花をしっかり開くタイプとあまり開かないタイプがある
  • 浅水に生け、水を替える際に茎のヌメリを取ると長持ちしやすい
  • 室内の日当たりや風通しの良い場所に飾る

リンドウの花は、青紫だけでなくピンクや白などかわいらしい色味もあります。
組み合わせるお花によって、華やかな雰囲気になったり、柔らかい印象になったりします。
お部屋に合わせて、リンドウを飾って楽しんでくださいね。

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