花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ドラセナ」のご紹介

花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ドラセナ」の画像
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ドラセナの基本情報
学名 Dracaena
分類 キジカクシ科・リュウゼツラン科ドラセナ属・リュウケツジュ属
和名 千年木・匂い千年木 
別名 ドラゴンツリー・幸福の木・万年竹・ミリオンバンブー
原産地 熱帯アジア・アフリカ
出回り時期 通年
旬の時期(開花時期) 不定期(成熟した木でなければ花を咲かせない。数十年に1度しか咲かないと言われるほど珍しい)
花の色 白色・薄ピンク・薄い橙色・赤・黄緑・黄色
花のサイズ 小さい。小さな花が集まって手まりほどの大きさになる
香り むせ返すような強い香り品種によって、良い香りがしたり青臭い匂いに感じたりする。

ドラセナとはどんなお花?

ドラセナのお花は、数十年に1度咲くかどうかと言われるほど。
珍しいとされるドラセナのお花は、小さなお花が集まり手まりほどの球状になるので、線香花火のように見えるという人もいます。

お花の咲き方も特徴的で、「夕方に花を咲かせ、翌朝には閉じる」を繰り返します。
いつ咲くか分からないほど、珍しいお花なので、花束やアレンジメントに使用することはできません。
実際に、アレンジメントや花束に用いられるのは、お花ではなく葉です。
ドラセナは、生命力が強いお花としても知られています。
生命力の強さが分かる話として、カナリア諸島で見付かったドラセナが推定樹齢1,000年以上だったという話があるそうですよ。
また、ドラセナは幸福の木としても有名。
「幸福の木」「万年竹」「ミリオンバンブー」と呼ばれるドラセナは、ハワイや台湾、日本などで幸せが舞い込む縁起の良い木として、大切にされています。

ドラセナの品種

ドラセナには、多くの種類があります。
葉の大きさや葉の色で種類分けされています。
葉の大きさ

  • 幅広タイプ:コーディラインレッドなど
  • 葉が細かい・細いタイプ:ホワイトボリーなど

葉の色

  • グリーン系:クリスタルグリーン・白雲など
  • レッド系:コーディラインレッド・キャンドルクイーン・愛知赤
  • ピンク系:スーパーピンク・ピンキーなど
  • ミックス系:ハワイアンフラッグなど

以下に、切り花として用いられることが多いドラセナの品種を紹介します。

品種名 葉の色や特徴
クリスタルグリーン クリアグリーン
白雲 黄緑色のストライプ
コーディラインレッド 縁にマゼンダピンクが入っている
キャンドルクイーン 全体的に赤、少し緑っぽい部分もある
愛知赤 赤緑の葉・茎が赤~ピンク色っぽい
スーパーピンク 赤紫っぽい緑色
ピンキー ピンク色の部分と緑色の部分がある葉
ハワイアンフラッグ 緑色・茶色・ピンク・白色の複色
サンデリアーナゴールド 鮮やかな緑や黄緑のストライプ模様
ビクトリーワイドリーフ 緑の部分が多め・白色のストライプ
ホワイトワイドリーフ 白色のストライプが入っている
ホワイボリー 明るい緑色の葉に白のストライプ
トリコロールレインボー 緑と赤の葉
コンシンネレインボー クリーム色(白色)・赤・緑のトリカラー
マジナータマジェンダ 赤っぽいピンク色・緑色・茶色っぽい黄緑色
バイカラー 白色・緑・赤のストライプ模様
グリーンコンパクタ 茶色~グリーンの葉
グリーンストライプコンパクタ 緑~茶色緑
ソングオブインディア 黄色のストライプが入っている
ソングオブスリランカ 鮮やかな黄色と濃い緑の葉
ソングオブジャマイカ 鮮やかな黄緑色のストライプが入っている
ジャバダ 緑色とクリーム色の葉 緑色とクリーム色の斑点が少しある
フロリダビューティー 緑色とクリーム色の葉 緑色とクリーム色の斑点がある (ジャバダより多め)

ドラセナの飾り方

ドラセナは、温かい地域で育つお花なので、寒さに弱いという特徴があります。

寒さに気を付けて管理すれば、比較的日持ちさせやすいお花といえるでしょう。
ドラセナを長持ちさせる管理方法は以下の通り

  • 水揚げは水切り、または湯あげ
  • 茎は斜めにカットする
  • 温かい場所に飾る

冬の寒い時期の窓際は、日もあたり温かくて良いですよね。
そのため、ドラセナを窓際に飾りたくなる人もいるのではないでしょうか。
たしかに窓際は、日中暖かくてドラセナにとって良い環境かもしれません。

しかし、冬の夜はかなり気温が下がります。
寒さに弱いドラセナは、日持ちが悪くなる可能性も。
昼間は日光のあたる窓際に飾っても、夜間は窓際ではなく部屋の暖かい場所に移動するか、昼夜ともに気温差がなく温かい場所に飾るようにしましょう。

日持ちする期間はどのくらい?

ドラセナの日持ちはおおよそ1週間です。
清潔な水に生けていたら、根が出ていたということもあるようです。
トルセナ・ゴッドセフィアーナは、生け始めてから5日くらい立つと葉が落ちてきてしまいます。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

ドラセナを飾る場所は、日があたる風通しの良い場所がおすすめです。
直射日光にあたると葉焼けを起こす可能性があります。
反対に、日の当たらない場所に飾ったままにしておくと、葉の色が悪くなったり、茎が傷みやすくなったりします。
そのため、以下の条件があてはまる場所に飾るようにしましょう。

  • 適度に日があたる
  • 風通しが良い

ドラセナをアレンジメントに使う場合は、葉だけ使用するよりも茎ごと使用する方が長持ちしやすいです。

他のお花との合わせ方

ドラセナは、葉に複数の色があるので、単独で飾ってもおしゃれな雰囲気になります。
また、他のお花を引き立たせる脇役として用いられることも。
そこで、ドラセナと組み合わせたときにおすすめのお花を紹介します。

  • バラ
  • ダリア
  • ガーベラ
  • ローゼル
  • 胡蝶蘭
  • カラー
  • ユリ

ドラセナは、葉の大きさや色の種類が豊富なので、華やかで存在感のあるお花や個性的な果実とも相性良く組み合わせられます。

葉を茎から外し、丸めたり花瓶からはみ出るように飾ったりすることで、躍動的なアレンジメントが作れます。

まとめ

この記事では、ドラセナの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • ドラセナのお花は、数十年に1度咲くかどうかと言われるほど珍しいお花
  • ドラセナは、お花ではなく葉をアレンジメントやブーケに用いる
  • 葉だけ用いるよりも、茎ごと生ける方が日持ちする

ドラセナの葉は、そのままの状態でアレンジメントやブーケに用いるだけでなく、くるんと丸めるなど動きを付けて飾ることもできます。
躍動感あるアレンジメントや生け花などがしたいときには、ドラセナの葉を用いてみてはいかがでしょうか。
きっと素敵なアレンジメントや生け花ができますよ。

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