花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「クルクマ」のご紹介
学名 | Curcuma |
分類 | ショウガ目ショウガ科/ウコン属 |
和名 | ウコン |
別名 | ハナウコン、春ウコン |
原産地 | マレー半島 |
出回り時期 | 6~9月頃 |
旬の時期(開花時期) | 5~10月頃 |
花の色 | 白、ピンク、紫、グリーン |
花のサイズ | 以前は大輪が主流だったが、現在は小輪のミニタイプも増えている |
香り | ほとんどない |
クルクマとはどんなお花?
クルクマは夏に旬を迎え、秋先まで切り花として店頭に並ぶことの多い、トロピカルな雰囲気のお花です。
一見花弁のように見える部分は「苞(ホウ)」といい、その中に本当の花弁が隠れています。
比較的暑さに強いお花のため、お盆の時期にハスの花の代わりに使われることもあります。
夏はお花の日持ちが悪く、飾るお花に悩む人も多いでしょう。
そんなときに、日持ちがよく、涼しげにも可愛らしくも飾れるのがクルクマ。
お墓参りにも最適な花といえるでしょう。
クルクマの品種
クルクマは近年ぐっと品種が増え、その数は50種にも上ります。
ガーデニングにも人気のお花で、どの品種も暑さに強く、寒さには弱いのが特徴です。
その中でも、大輪のクルクマの方が比較的花持ちはよい傾向にあります。
品種 | 花持ち | 大きさ | 展開色 |
---|---|---|---|
ホワイトマリアージュ | 特によい | 大輪 | 白~グリーン |
ピンクパール | よい | 小輪 | 淡ピンク |
エメラルドパゴダ | 特によい | 大輪 | グリーン |
その他にもたくさんの種類がありますので、ぜひお気に入りのクルクマを見つけてくださいね。
クルクマの飾り方
クルクマを飾る際は、お水の量は花瓶の半分以下程度の少なめにした方が長持ちします。
クルクマの見ごろは夏なので水が悪くなりやすく、また蒸発も早いため、こまめな水替えを意識しましょう。
最低でも2日に1度、なるべくなら毎日水を替えてあげられるとよいです。
また水替えの際に、苞の部分に霧吹きをして保湿すると持ちがさらによくなります。
日持ちする期間はどのくらい?
クルクマの日持ち期間は、一般的には7~10日ほどが平均です。
しかし、クルクマは暑さに強いお花なので、適切に管理していれば夏場でも2週間ほど楽しめます。
次の項目で長持ちさせるコツをお伝えしますので、参考にしてくださいね。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
夏場に楽しむお花なので、まずは水換えを毎日することが大切です。
毎日新鮮なお水に入れ替えてあげるのが長持ちのコツ。
また、寒さに弱いので冷房が直接当たる位置は避けましょう。
お水は花瓶の半分程度と、あまり入れすぎないほうが長持ちします。
市販の栄養剤を利用するのもおすすめです。
他のお花との合わせ方
アンスリウムやモカラなど南国系のお花と合わせると、夏ならではのトロピカルな雰囲気を演出できます。
また、ドラセナといった立派なグリーンと一緒に、シンプルな夏を演出するのもよいですね。
ミニタイプのクルクマを数輪と、ブプレリウムやミントといった可愛らしいグリーンを合わせて、可愛らしく飾るのもおすすめです。
まとめ
クルクマは夏場に楽しめる、トロピカルな雰囲気のお花です。
近年は色展開も豊富なので、他の南国系のお花と合わせても、グリーンで涼し気に合わせても楽しめます。
この記事のポイントは以下の通りです。
- クルクマは夏場に楽しめるお花
- こまめな水替えをし、冷房の当たらないところに飾ろう
- 仏花として利用するのもおすすめ
適切に管理すれば夏場でも2週間近く楽しめるのが、クルクマの嬉しいポイント。
ぜひクルクマを見つけたら、飾ってみてくださいね。