花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「クレマチス」のご紹介

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クレマチスの基本情報
学名 Clematis hybrida
分類 キンポウゲ科/クレマチス属
和名 クレマチス
別名 鉄線(テッセン)、風車(カザグルマ)
原産地 日本、中国、ヨーロッパ、ニュージーランド、アメリカ
出回り時期 3~12月頃
旬の時期(開花時期) 5~10月頃
花の色 クレマチスの花の色は以下の通り。
ピンク
花のサイズ 指先程~15cmほど
香り ほとんどない

クレマチスとはどんなお花?

クレマチスは品種が豊富で、その中でも咲き方や期間、大きさや形なども多岐にわたります。
咲き方は一重咲きと八重咲き、期間は一季咲きと四季咲きがあり、形もベル型やチューリップ型などさまざま。
また、茎も周りの植物に絡みつくものとそうでないものがあり、品種を上手く考えれば年間を通してクレマチスを楽しめます。

クレマチスの品種

まず一季咲きとは、一度だけお花を楽しめる品種。
そして、切り戻しなどで何回もお花が咲く品種を四季咲きといいます。
早咲きのクレマチスの出回り時期は3月頃から。
冬咲きの品種は10月頃から次の春までなので、クレアマチスは年間を通じて楽しめるお花です。
店頭にも3~12月頃と、長い間出回りがあります。

品種 咲き方 時期 時期
マルチ・ブルー 一重咲き 早咲き
白万重 八重咲き 5~11月頃 白、緑
ジョセフィーヌ セミダブル咲き 5~10月頃 白とピンクの複色

クレマチスの飾り方

クレマチスの花弁はとても繊細で傷つきやすいため、飾る際は花弁に触れないように気をつけましょう。
飾る場所は、直射日光やエアコンの風が当たらず、風通しの良い場所を選んであげるとしおれにくくなります。
また、水に浸かってしまう部分の葉は取り除いてあげましょう。

日持ちする期間はどのくらい?

クレマチスの日持ち期間は、一般的には5日ほどが平均です。
切り花の中では花持ちは普通と言えます。
クレマチスは茎も楽しめる長いタイプが多いので、水の中で茎先を切る「水切り」をしてあげると、花まで水がよく上がりやすくなります。
水切りしたあとは1時間程度そのまま水につけておくと、さらに水が上がりやすいので試してみてください。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

水切りをしても、いまいち花が下がってしまうときは、茎の根元を叩いて割ってあげると良いです。
切り口から3cm程の範囲をハンマーやハサミの柄を使って叩き、茎の先がほうきのようになったらOKです。
叩いた後は新聞紙にややきつめに包み、深めの水に1時間以上生けてあげましょう。

他のお花との合わせ方

クレマチスの魅力は、花だけでなく葉のラインにもあります。
そのため、葉の導線を生かしてクレマチス単体で生けてもとてもかわいいです。
グリーンスケールやアジアンタム、ロータスといった小さめの葉をつけるグリーンと飾るとさらに動きが出るのでおすすめです。
蔓状の葉や茎を持つ品種が多いので、枝物や葉物と合わせてナチュラルにさりげなく日常に馴染むイメージで選ぶと良いでしょう。

まとめ

クレマチスは品種が多く、咲き方や大きさも多岐にわたります。
色展開も豊富なので、数種類や数色のクレマチスを同時に飾っても素敵。
全体的にナチュラルなイメージのクレマチスは、日常にさりげなく飾る花として最適です。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • クレマチスは花弁が繊細なので生けるときは触らないようにしよう
  • 水揚げが上手くいかないときは「根本叩き」をしてみよう
  • クレマチスはナチュラルな雰囲気のブーケやアレンジメントに最適

色展開が豊富なことに加え、出回り時期も3~12月と長いのできっとお気に入りのクレマチスが見つかるでしょう。
ぜひ花屋でクレマチスを見つけたら、飾ってみてくださいね。

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