花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「輪ギク」のご紹介

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輪ギクの基本情報
学名 Chrysanthemum morifolium
分類 キク科 キク属
和名 菊(キク)
別名 家菊(イエギク) など
原産地 東アジア
出回り時期 オールシーズンだが、特に9〜12月
旬の時期(開花時期) 3月、7〜11月
花の色 輪ギクの花の色は以下のとおり
黄色
赤 など
花のサイズ 中輪、大輪
香り 清々しい樟脳(しょうのう)の香り

輪ギクとはどんなお花?

供花(お供え用)の代表的な存在である輪ギク。
古来、高貴な雰囲気と独特の芳香から「百草王」と呼ばれていました。
邪気を払う意味で菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべたお酒を酌み交わしたりしたそうです。
現在では、お葬式や仏花などの祭壇を飾るのに欠かせないお花として流通しています。

輪ギクの品種

輪ギクの主な品種は以下の通り

江戸菊 江戸を中心に人気のあった中菊
花の内側から折れて花心を包むように咲く
嵯峨菊 京都府左京区嵯峨で生まれた観賞用の古典菊
他の菊に比べて開花時期が遅い(11月)
美濃菊 美濃地方で育成されている菊
観賞用菊の中でも人気の品種
肥後菊 主に熊本県で栽培
花色や花弁の色の異なる種類を合わせて花壇にする
食用菊 お刺身に添える他、サラダやおひたし、てんぷらなどに使う

輪ギクの飾り方

洋風にアレンジして飾るなら短めにカットすると良いでしょう。
なぜなら、輪ギクの茎は太く、武骨で和の雰囲気が強いため。
茎を短くカットすることで花の面がよく見えるようになり、洋風アレンジがしやすくなります。
合わせる花材や器を洋風にしてみるのもおすすめ。

日持ちする期間はどのくらい?

約2週間以上日持ちします。
自宅で大きく、美しく咲かせたい場合は、切り花専用の栄養剤を使うと良いでしょう。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

輪ギクを長く保つコツの一つに、葉水をする方法があります。
葉水とは、霧吹きで葉の裏にたっぷりと水をかける方法。
しんなりしてきた葉に対して行います。
この時、花に水がかかると傷みの原因になるので注意してください。
輪ギクもスプレーギクと同じようにハサミの刃が直接触れるのを嫌うため、水の中で茎を折る「水折り」がおすすめです。
ご自宅に輪ギクが届いたら、すぐに水折りすると良いでしょう。

他のお花との合わせ方

輪ギクを生ける時には、以下のようなお花と合わせてみるのもおすすめです。

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