花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ワックスフラワー」のご紹介
学名 | Chamelaucium |
分類 | フトモモ科/チャメラウキウム属 |
和名 | ワックスフラワー |
別名 | ジェラルトンワックスフラワー、チャメラウキウム、ウンキナツム |
原産地 | オーストラリア |
出回り時期 | 通年出回りはがあるが、秋の流通が豊富 |
旬の時期(開花時期) | 4~6月中旬頃 |
花の色 | ワックスフラワーの花の色は白、ピンク、紫 |
花のサイズ | 2cm前後の小花 |
香り | 葉をちぎったり、枝を折ったりすると柑橘系の香りがする |
ワックスフラワーとはどんなお花?
ワックスフラワーは2cm程の小花が集まり、枝分かれしたスプレータイプのお花です。
花弁の表面にロウがかかったような光沢があることから、ワックスフラワーと呼ばれます。
ワックスフラワーは、香りを楽しめるお花としても知られており、葉をちぎったり枝を折ったりすると柑橘系の甘酸っぱい香りがします。
もともとは、オーストラリアが原産の「ネイティブフラワー」の一種。
可愛い小花を咲かせますが枝はしっかりとしており、葉も固くとがっているので、可愛いだけでなくナチュラルな雰囲気もあります。
ワックスフラワーの品種
ワックスフラワーは国内でも生産されていますが、オーストラリアを中心とした輸入種が多くみられます。
色展開は白、淡ピンク、濃ピンクが主流ですが、稀に染めた青いワックスフラワーを店頭で見かけることもあります。
品種 | 産地 | 展開色 |
---|---|---|
スウィート16 | オーストラリア | 白とピンクの混合 |
アーリーピンク | オーストラリア | 淡ピンク |
アイボリーパール | 南アフリカ | 白 |
そのほかにもたくさんの種類がありますので、ぜひお気に入りのワックスフラワーを見つけてくださいね。
ワックスフラワーの飾り方
ワックスフラワーを飾る際は、水に浸る部分の葉は落としましょう。
枝の先端はわりを入れて、水を吸いやすくします。
枝が細い場合は、斜めにカットするだけでも大丈夫です。
ドライフラワーにもできるので、ドライフラワーにしたいときは風通しのよい場所に逆さまに吊るしましょう。
日持ちする期間はどのくらい?
ワックスフラワーは日持ちがよく、一般的に2週間ほどが平均です。
なお、ワックスフラワーは湿気に弱いため、湿度が高い場所に飾ると日持ちが悪くなってしまうので注意しましょう。
また、店頭で選ぶ際は、葉がパラパラと落ちてしまうものは避け、元気のある枝を選ぶと日持ちが期待できます。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
前述したように、湿気に弱いお花なので湿度の高い場所は避けて飾るのがよいです。
また、切り戻しするときは細いものは斜めにカット、割りを入れているものは割りの部分がなくならないように確認してください。
小花が密集している部分などは特に蒸れやすいので、定期的に風を通してあげると長持ちしやすいです。
他のお花との合わせ方
ワックスフラワー自体にボリュームがあり、たくさんの小花がついているので単体で飾っても可愛いです。
また、細かく切り分けて小さな花瓶に活けるのもおすすめです。
ユーカリなどの葉物と合わせると、よりナチュラルな雰囲気になります。そのままドライフラワーにしても可愛いですよ。
まとめ
ワックスフラワーはロウを塗ったようにつやつやとした小花が特徴の、ネイティブフラワーです。
秋頃に出回りが豊富なので、クリスマスのスワッグやリースとして買い求める人もいます。
この記事のポイントは以下の通りです。
- ワックスフラワーはオーストラリア原産のネイティブフラワー
- 水に浸かる部分の葉は落とし、枝先に割りを入れるのが長持ちのコツ
- ドライフラワーにして楽しむのもおすすめ。
適切に管理すれば2週間近く楽しめるのが、ワックスフラワーの嬉しいポイント。
ドライフラワーにできるのもよいですね。
ぜひワックスフラワーを見つけたら、飾ってみてくださいね。