花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「アスター」のご紹介

花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「アスター」の画像
花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「アスター」の画像
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アスターの基本情報
学名 Callistephus
分類 キク科エゾギク属・カリステファス属
和名 蝦夷菊
別名 エゾギク・サツマギク・チャイナアスター
原産地 中国
出回り時期 通年だが、最も出回る時期は5月~10月頃
旬の時期(開花時期) 6月〜8月
花の色 白・黄色・ピンク・赤・紫・アプリコット色・グラデーションがかった色味など
花のサイズ 3cm~15cmほど
香り(有無や強弱 品種によって強い香りや独特の香りだと感じる人もいる

アスターとはどんなお花?

アスターは、ピンクや紫の花色がかわいらしいお花です。
キク科のお花ということもあって、以前は、お盆やお彼岸のときに飾られることがほとんどでした。
現在は、ポンポンダリアのような形のお花やマーガレットに似たお花など、咲き方や花色も多種あります。 
そのため、仏用のお花としてだけでなく、花束やアレンジメントなどに使われているのです。

アスターの品種

アスターには、次のような園芸品種があります。

  • ほうき立ち種:日本で改良された品種。茎の上の方で枝分かれするタイプ
  • 枝打ち種:欧米で改良された品種。株元から枝分かれするタイプ

また、花色や花の形、咲き方、花の大きさ、草丈の高さなどでも種類分けされています。
咲き方の種類は、次の通り。

  • 一重咲き
  • 八重咲き
  • ポンポン咲き

など
切り花として使われるアスターは、主な種類はアレンジアスターとエゾアスターです。
ここで、アスターの人気シリーズを紹介します。

特徴 特徴 品種
ステラシリーズ 花径3cmほど ステラディープブルー
半八重咲き ステラレッド
ステラスカーレット など
あずみシリーズ 花径4cm~5cmほど あずみピンク
ポンポン咲き あずみローズピンク
中輪 あずみブルー  など
松本シリーズ 花径5cmほど 松本イエロー
松本トップパープル
松本パステルミックス など
マカロンシリーズ 花径5cmほど マカロンローズ
小輪 マカロンピンク など
ポンポンタイプ

この他、シャギーシリーズやボブシリーズなどがあります。
仏用のお花をイメージしていると、個性的で華やかな見た目のアスターにびっくりする人もいるかもしれませんね。
アスターと似た名前のお花に宿根アスターがあります。
アスターと宿根アスターは、別のお花。
以下に、違いをまとめました。

名前 属性 開花時期 特徴
アスター エゾギク属 6月〜8月 1年草
カリステファス属
宿根アスター アスター属 8月〜11月 宿根草

アスターの飾り方

アスターの基本的な飾り方は以下の通りです。

  • 花瓶を清潔にする
  • 花瓶に入れる水量は浅水
  • 毎日水を交換し清潔を保つ
  • 水あげ方法は水折りや水切り
  • 水を交換する度に切り戻しをし、花がらや枯れた葉を取り除く
  • 花瓶の水に浸かる部分の葉は取り除く
  • 直射日光やエアコンの風が当たらない場所に飾る

日持ちする期間はどのくらい?

キク科のお花は日持ちしやすいのが特徴です。
品種によって異なりますが、細やかなお手入れをすれば1週間ほど日持ちするでしょう。
しかし、夏場は水が傷みやすく、茎がヌルヌルになったり腐ったりしがちです。
また、葉も蒸れやすく変色したりとろけたりします。
すると、お花の首が下がり、しおれの原因に。
夏場の方が冬よりも日持ちしないと考えていた方が良いでしょう。

長持ちさせるには?管理方法の注意点

アスターを長持ちさせるには、基本的な飾り方にプラスして、以下のお手入れを行なうと良いでしょう。

  • 長く持たせたい場合は、細かく切り分けない
  • 鮮度保持材や切り花延命剤を使用する
  • 硬くて咲く気配のないつぼみを取り除くと他のお花が長持ちする

アスターは、太い茎から何本も枝分かれしてお花を咲かせるので、細かく切り分けて花瓶に生けることもあるでしょう。
しかし、細かく切り分けられた茎は柔らかいため、太い茎よりも傷みやすいです。
可能であれば切り分けずに太い茎のまま生けると、日持ちしやすくなりますよ。
また、鮮度保持材や切り花延命剤は、水の傷みを遅らせたり、つぼみを咲かせたりする効果があります。
そのため、鮮度保持材や切り花延命剤を使用すると良いでしょう。

他のお花との合わせ方

アスターは、1本の茎に何輪ものお花を咲かせます。
そのため、アスター単独で飾るのも風情が合っておすすめです。
アレンジメントや花束を作る際に相性の良いお花を紹介します。

  • トルコギキョウ
  • アジサイ
  • ポンポンマム
  • ダリア
  • バラ
  • リンドウ

 アスターは、花色や咲き方など種類が豊富です。
そのため、どのようなお花とも組み合わせられます。
バラやダリアのように存在感があるお花と組み合わせれば華やかな花束に。
また、優しい雰囲気のアジサイやトルコギキョウと一緒にすれば柔らかい印象のアレンジメントができあがりますよ。

まとめ

この記事では、アスターの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです

  • アスターはキク科のお花
  • 品種が増えたので、仏用としてだけではなく洋風のアレンジメントにもおすすめ
  • アスターは、種類が豊富なので、どのお花と組み合わせても相性良くまとまる

アスターは、丈夫なので日持ちしやすいお花です。
細やかなお手入れをすると、さらに長持ちします。
お花が日持ちしづらくなる時期に重宝するお花。
お部屋の雰囲気に合わせて、アスターを飾って楽しんでみてくださいね。

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