花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ハナナ」のご紹介
学名 | Brassica |
分類 | アブラナ科アブラナ属 |
和名 | 花奈(ハナナ)、菜花(ナバナ) |
別名 | ナバナ(菜花)・苔菜・折り菜・茎立ち菜・摘み菜・油菜・菜の花 |
原産地 | 東アジア、ヨーロッパ |
出回り時期 | 12月〜4月 |
旬の時期(開花時期) | 2月〜4月 |
花の色 | 黄色 |
花のサイズ | 小さい |
香り(有無や強弱) | 独特の香り |
ハナナとはどんなお花?
ハナナは、春に黄色の花を咲かせる植物です。
菜の花といった方が分かる人も多いかもしれません。
菜の花は、菜の花という名前の植物があるわけではなく、ハナナなどアブラナ科アブラナ属の総称です。
ハナナは、観賞用にも食用にも使われるお花として扱われることがあれば、ハナナは観賞用でナバナが食用と説明されることもあります。
《観賞用ハナナと食用ハナナの違いは、枝分かれの数とした場合》
- 食用花菜:食用のハナナは花径やつぼみがたくさん取れるように、枝分かれが多くある
- 観賞用花菜(切り花用花菜):観賞用のハナナは飾りやすいよう、あまり枝分かれしていない
《ハナナは観賞用でナバナが食用の場合》
- 切り花用花菜:ハナナを観賞用として取り扱っている
- 食用菜花:菜花を食用として取り扱っている
少し、ややこしいと感じてしまいますね。
ハナナの品種
ここでは、切り花用ハナナの品種を紹介します。
切り花向けの品種もあれば、切り花兼食用向けの品種もあります。
- 黒川寒咲
- 黒川ちりめん花菜
- 京都伏見寒咲花菜
- 早陽1号
- 伏見ちりめん花菜 花金花菜
- 春蕾
ハナナの飾り方
ハナナは春を知らせてくれるお花です。
鮮やかな花色と黄緑色の葉がお部屋を明るい雰囲気にしてくれます。
黄色い小さなお花は1本だけで飾っても、複数本まとめて飾っても鮮やかで目を惹くでしょう。
日持ちする期間はどのくらい?
ハナナは、日持ちの良いお花です。
1週間ほどは、鮮やかな黄色いお花を楽しめるでしょう。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
ハナナを長持ちさせるための管理方法を紹介します。
- 水あげ方法は水切り
- 花瓶の水はこまめにチェックし、追加する
- しおれてきたお花や変色してきた葉は取り除く
- 鮮度保持剤や切り花延命剤を使用する
ハナナは水あげの良いお花です。
花瓶の水をぐんぐん吸ってしまうので、気が付いたら水が入っていないという場合も。
そのため、花瓶の水をこまめにチェックして、水が少なくなっていたら追加しましょう。
鮮度保持剤や切り花延命剤には、お花を咲かせる作用や水を清潔に保つ効果があります。
そのため、鮮度保持剤や切り花延命剤を使用すると良いでしょう。
他のお花との合わせ方
ハナナでアレンジメントや花束を作る際は、以下のようなお花との組み合わせがおすすめです。
- 桃
- チューリップ
- スイートピー
- ピンポンマム
- ポピー
ハナナと桃の花といえば、ひな祭りに欠かせないお花たちです。
春らしい雰囲気のアレンジメントに、ほっこりする人も多いのではないでしょうか。
また、ポピーやスイートピーなど優しい色味のお花と組み合わせると、柔らかい雰囲気の花束になりますよ。
まとめ
この記事では、ハナナの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- ハナナは、鮮やかな黄色の花びらが魅力のお花
- ハナナを含むアブラナ科アブラナ属の総称を菜の花という
- 比較的日持ちが良いので、長くお花を楽しめる
ハナナは、春の訪れを教えてくれるお花です。
お部屋の雰囲気や気分に合わせてハナナを飾って楽しんでくださいね