花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「宿根アスター」のご紹介
学名 | Aster |
分類 | キク科シオン属・アスター属 |
和名 | 孔雀アスター(クジャクアスター)・クジャクソウ |
別名 | 孔雀アスター・クジャクソウ・ガーデンアスター・木立紺菊(キダチコンギク) |
原産地 | アジア・ヨーロッパ・北アメリカ |
出回り時期 | 通年 |
旬の時期(開花時期) | 品種によって異なるが、6月~11月頃 |
花の色 | 白・ピンク・赤・青・紫 |
花のサイズ | 花径1cm~3cmほど |
香り(有無や強弱) | 匂いはしない |
宿根アスターとはどんなお花?
宿根アスターは、キク科のお花。
花姿もキクによく似ており、主に紫や白色の花を咲かせます。
1本の茎に何輪ものかわいらしいお花を咲かせる姿は、クジャクが羽を広げた姿に似て、華やかな印象を受ける人も多いのではないでしょうか。
クジャクソウの名前も、宿根アスターの花姿に、ちなんでいるというのも頷けますね。
また、宿根アスターは、クジャクソウをさしていることが多いのですが、ミケルマスデージーなどの花を含めた総称として呼ばれることもあります。
宿根アスターの品種
宿根アスターには、一重咲きや八重咲きなどの品種があります。
ここでは、宿根アスターの主な品種を紹介します。
種類・品種 | 特徴 |
---|---|
ユウゼンギク (ミケルマス・デイジー) (ニューヨーク・アスター) | 白・紅色・薄紫・濃紫・ピンクなど |
シロクジャク(白孔雀) | 白色 |
1.5cmほどの花径 | |
アスター・アメルス (イタリアン・アスター) | 花芯が黄色 |
花色は薄紫・ピンク・濃紫 | |
プリティウエンディー | 白色 |
八重咲き品種 | |
ポンポン咲き | |
アスター‘メンヒ’ | 鮮やかな紫色 |
アンレイズ | 緑色 |
宿根アスターの飾り方
宿根アスターは、1本の茎に小さめのお花を何輪も咲かせます。
切り分ける前は丈が長いので、高さのある花瓶にお花を飾りたいときに、重宝するお花。
また、小さく切り分けて、一輪挿しに1本のお花だけ生けるのも風情があります。
日持ちする期間はどのくらい?
宿根アスターは、キク科のお花。
キク科のお花は、茎も丈夫で日持ちしやすいのが特徴です。
基本的なお手入れをしていれば、日持ちは1週間ほど。
ちなみにキク科のお花の中でも、一般的なキクは、2週間~3週間は日持ちするといわれています。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
宿根アスターは、水揚げが良く日持ちしやすいお花です。
ここでは、より長持ちさせるための、管理方法について紹介します。
- 花瓶をきれいに洗ってから生ける。水替えの際も同様
- こまめに水を交換する
- 水あげの方法は、空切りや湯あげ
- 水に浸かる部分の葉は取り除く
- 直射日光やエアコンの風が当たらない場所に飾る
- 枯れたお花は取り除く
宿根アスターには、葉がたくさん付いています。
葉が水に浸かった状態でいると、溶けたり黒くなり腐ったりする原因に。
水に浸かる部分の葉を取り除くと、水が傷みにくく長持ちしますよ。
また、咲いて枯れたお花を取り除くことも大切。
枯れたお花を取り除くことで、つぼみが花を咲かせやすくなります。
他のお花との合わせ方
以下におすすめのお花を紹介します。
- マトリカリア
- ムスカリ
- バラ
- 野ケイトウ
- ピンポンマム
- フリージア
素朴でかわいらしい雰囲気の宿根アスターは、同じような雰囲気のお花や同系色のお花と組み合わせると、柔らかい雰囲気にまとまりおすすめ。
背丈を活かして大きな花束を作ったり、小さくカットして手のひらサイズのミニブーケを作ったりしても愛らしくて素敵でしょう。
まとめ
この記事では、宿根アスターの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 宿根アスターは、キク科のお花
- 1本の茎に何輪ものかわいらしいお花を咲かせる
- 宿根アスターは、お花も茎も丈夫で日持ちしやすい
宿根アスターは、1本の茎に何輪もの花を咲かせるボリューミーなお花です。
孔雀が羽を広げた姿に似ているといわれる華やかな宿根アスターを、お部屋に飾って楽しんでみてはいかがでしょうか。