花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「アリウム」のご紹介

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アリウムの基本情報
学名 Allium
分類 ユリ科 アリウム属
和名 花葱(ハナネギ)
別名 ハナネギ
原産地 地中海沿岸、中央アジア
出回り時期 通年
旬の時期(開花時期) 4~6月、10~11月
花の色 白、ピンク、紫、黄色、複色
花のサイズ 小さな花が集まり球状になる。品種によっては、13cmほどの大きさの球状になるタイプも。
香り(有無や強弱) ネギのような匂い。匂いの強さは品種によって異なる

アリウムとはどんなお花?

アリウムは、茎の上にお花を咲かせます。
小さなお花が球状に集まって咲く花姿は、ネギやニンニクの花の咲かせ方とそっくりです。
ネギ坊主をイメージしてもらうと、分かりやすいかもしれません。
また、アリウムは花姿だけでなく、匂いもネギやニンニクに似た独特の匂い。
アリウムの品種によっては、ネギやニンニクの匂いが弱い品種があります。
個性的な花姿やスラッと伸びた茎、曲がった茎が好まれ、花束やアレンジメントなどに使われます。

アリウムの品種

アリウムの品種は、300~400種類ほどあるといわれています。
以下に、アリウムの品種をまとめました。
中でも、出回り量の多い品種は以下の3つです。

  • アリウム・コワニー
  • アリウム・タンチョウ
  • アリウム・ギガンジウム

品種ごとの特徴は下記のとおりです。

品種 特徴
アリウム・コワニー 白色
アリウムの中では小さめの品種
放射線状に20輪くらいの小さな花を付ける
茎を切ってもネギの匂いがしにくい
中型品種
アリウム・タンチョウ 上の方から開花する
上から紫に変化していく
下の方は緑色
中型品種
茎がくねくねと曲がっている(人の手によって曲げて成長させる。手を加えなければ真っ直ぐ伸びる)
アリウム・ギガンジウム 藤色
4,000ほどの小さな花がびっしり集まっていて、まるで杉玉のよう。直径13cmほどの球状
スターマイン 紫色の花色
開花期が長い
花房の直径は25cm位あり、子どもの顔くらいの大きさ
草丈は50cm~70cmほど
アリウム・シュベルティ 星形の花
放射線状に広がって咲く
ピンクや黄色
アリウム・ブルーパフューム 花色は青
小さな花が球状に集まって咲く
アーリーセンセーション 紫色の小さな花が集まって球状になる
花房の直径10cm~15cmほど
早咲
背が高い品種。草丈100cm~120cm以上
ピンクジュエル 桃色と緑色の花色
小さな花が集まって球状になる
花房の直径10cm~15cmほど
背が高い品種。草丈100cm~120cm以上
パウダーパフ 紫色の花色
小さな花が集まって球状になる
花房の直径5cm~8cmほど
中型品種。草丈30cm~60cm以上
アンプレクタンスグレイスフル 白いお花
中型品種
カメレオン ピンクと白
小型品種
花房の直径4cm~7cmほど
中型品種。草丈10cm~20cm以上
プラティコール 花径が平たい
紫色

アリウムの飾り方

アリウムは、小さなお花がたくさん集まって球状や放射線状になるかわいらしいお花です。
そのため、アリウムだけで飾るのもおすすめ。
1本だけで飾ってもかわいらしくなりますが、複数本束にして生けると、ボリュームが増しかなり華やかな印象になります。
また、ほとんどのアリウムは、茎をカットするとネギの匂いがします。

日持ちする期間はどのくらい?

アリウムは、水あげが良く水下がり(※)しにくいお花。
そのため、お花の日持ちも良く、長い期間楽しめます。
品種によって異なりますが、日持ち期間は1週間~3週間ほど。
例としては、アリウム・コワニーは1週間ほどで、アリウム・タンチョウやアリウム・ギガンジウムは2週間ほどの日持ちです。

※水下がりとは、切り花が水分を十分に吸い上げられず、お花がしおれてしまうこと

長持ちさせるには?管理方法の注意点

アリウムを長持ちさせるポイントを紹介します。

  • こまめに水の交換をする
  • 浅水で生ける
  • お花部分が重いので、オアシスなどに生けるときは深く挿す。花瓶に生けるときは重さのある花瓶を選ぶ
  • 咲き終わったお花から摘み取っていくと、きれいな状態を長く楽しめる

アリウムは、茎を切るとアクが出てきます。
切り口からオレンジや茶色の汁が出てくるので、花瓶の水が汚れる原因に。
そのため、こまめに水を交換して、水を清潔に保ちましょう。

他のお花との合わせ方

アリウムは単独で飾っても華やかなお花ですが、他のお花と飾ると、より素敵な花束やアレンジメントが作れます。
アリウムと組み合わせるのにおすすめのお花は以下の通り。

  • スイートピー
  • チューリップ
  • ダリア
  • アジサイ
  • クリスマスローズ

高さのあるアレンジメントを作りたいときには、アリウムとチューリップやスイートピーなど背丈のあるお花を組み合わせるのがおすすめです。
また、背丈のあるアリウムと茎を短くしたお花と組み合わせると、高低感が出て、趣のあるアレンジメントになります。
茎の短くしたアリウムをクリスマスローズと合わせると、おしゃれな雰囲気になりますよ。

まとめ

この記事では、アリウムの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。

  • アリウムは、ネギやニンニクのお花と似た花姿をしている
  • 香りもネギやニンニクに似ている
  • 個性的な花姿が好まれ、アレンジメントなどに使われる

アリウスは、花姿だけでなく、品種によって異なるスラッと伸びた茎や曲がっている茎など、個性的で目を惹きます。
いつもと違う雰囲気のアレンジメントや花束を飾りたいときは、アリウスを使ってみてはいかがでしょうか。

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