花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ポピー」のご紹介
学名 | Papaver nudicaule |
分類 | ケシ科ケシ属 |
和名 | シベリアヒナゲシ |
別名 | アイスランドポピー |
原産地 | シベリア~ヨーロッパ |
出回り時期 | 1月~3月 |
旬の時期(開花時期) | 3月~5月 |
花の色 | 赤・白・オレンジ・黄・ピンク |
花のサイズ | 大きめ |
香り(有無や強弱) | ほのかな甘い香りやリラックスする絶妙な香りト感じる人もいれば、やや青臭い香りだと感じる人もいる |
ポピーとはどんなお花?
ポピーは、春頃から初夏にかけて、庭先や公園などで見かけるお花。
赤やピンク色をした柔らかそうな花びらがかわいらしいですよね。
ポピーは、ケシ科のお花です。
ケシ科のお花の仲間には、食用のケシや危険なケシがあります。
食用のケシ | あんパンなどの上に付いているケシの実(ポピーシード) |
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危険なケシ | 強い中毒成分が入っているため、日本では栽培が禁止されている |
日本で販売されているポピーは、観賞用や食用、薬用に用いられる安全なポピーです。
ポピーの品種
日本で出回っているポピーは、3種類です。
品種 | 花色 | 開花時期 | 特徴 |
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アイスランドポピー (シベリアヒナゲシ) | 赤・黄色・白・ピンク・紫など | 4月~5月 | 観賞用 切り花向き |
シャーレポピー (ひなげし・コモンポピーなど) | 赤・黄色・白 | 5月~6月 | 食用・薬用 |
カリフォルニアポピー (ハナビシソウ) | オレンジのみ | 5月~6月 | 食用・薬用 |
この記事では、主に切り花として用いられるアイスランドポピーについて、記載しています。
ポピーの飾り方
ポピーは、赤やピンクなど複数の色のお花が入った状態でまとめて販売されることがほとんどです。
そのため、複数の色味のポピーを飾るのがおすすめ。
軽やかそうな花びらと鮮やかな花色が、お部屋の中をパッと明るくしてくれます。
日持ちする期間はどのくらい?
ポピーは、花を咲かせると数日で散ってしまいます。
期間としては、2日~3日ほど。
つぼみが開花し、散るまでの期間は、1週間ほどです。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
ポピーを長持ちさせるための管理方法は以下の通りです。
- 浅水に生ける
- こまめに水を交換する
- 水の交換時に切り戻しをする
ポピーの茎は腐りやすいという特徴があります。
たっぷりのお水に生けてしまうと、茎が腐って折れたり、花が咲かなくなったりします。
つぼみまでしっかりとお花を楽しむためには、清潔な浅水に生けるようにしましょう。
ポピーは花びらだけでなく、中心のしべや花粉もぱらぱらと散り、周囲を汚してしまいやすいお花です。
こまめに花びらやしべ、花粉などを拾ったり汚れを取ったりするか、散る前に片付けるようにすると良いでしょう。
他のお花との合わせ方
ポピーは、単独でも色鮮やかにまとまるお花ですが、他のお花と組み合わせて、ブーケやアレンジメントにするのもおすすめです。
以下のようなお花と組み合わせると、より華やかな印象になりますよ。
- 小さいお花(ブルーレースフラワー・ラベンダーなど)
- アネモネ
- バラ
- アストランチャー
- スイセン
- グリーン(ティーリーフ・ユーカリなど)
ポピーとお花の色味を揃えると、落ち着いた雰囲気の花束に。
逆に、ポピーの花色を引き立てて、ボリューム感のあるアレンジメントを作るのもよいでしょう。
まとめ
この記事では、ポピーの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- ポピーの属性のケシ科のお花には、観賞用や食用、薬用に用いられる品種がある
- ポピーは、花びらやしべ、花粉などが落ちやすいお花
- 茎が腐りやすいので、浅い水に生け、こまめに水を交換すること
ポピーは、花色がミックスされた状態で10本ほどまとめて販売されていることが多いので、そのままポピー単独で飾るのも華やかです。
また、他のお花と飾ってもかわいらしく、ボリューム感のある花束が作れます。
お部屋の雰囲気に合わせて、ポピーを飾って楽しんでくださいね。