花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「ヘリコニア」のご紹介
学名 | Heliconia |
分類 | オウムバナ科ヘリコニア属 |
和名 | 鸚鵡花(オウムバナ) |
別名 | ロブスター・クロー |
原産地 | 熱帯アメリカ、南太平洋諸島 |
出回り時期 | オールシーズン |
旬の時期(開花時期) | 6月〜10月 |
花の色 | 苞(ほう)の色は赤、黄色、オレンジ |
花のサイズ | 小型から大型まである |
香り | 特になし |
ヘリコニアとはどんなお花?
花のように見える部分は苞(ほう)と呼ばれるもので、この中に小さな花が咲きます。
苞がロブスターの爪の形に近いことから、「ロブスター・クロー」とも。
トロピカルなムードたっぷりのヘリコニアは、個性的なアレンジに向いています。
年々上昇する夏場の気温にともない、近年注目が高まっているお花です。
ヘリコニアの品種
ヘリコニアの主な品種は以下の通り。
アンナ | 鳥のくちばしのような形で小輪タイプ |
全体的に薄いオレンジ色 | |
ロストラータ | 最もポピュラーな一つ |
鸚鵡(オウム)のくちばしのような色と形 | |
プシッタコルム | 苞の形は楕円形 |
ヘリコニアの飾り方
花茎が直立するタイプと垂れ下がるタイプの2種類がありますが、切り花として流通しているのは直立するタイプ。
鮮やかな花色と、シャープなラインを生かした個性的な飾り方を楽しみましょう。
たとえば南国風の花材と合わせて、大きな花器に大胆に飾ってみるのはいかがでしょうか。
トロピカルな雰囲気がでて、夏の時期などにおすすめです。
重量のある花のため、花器は安定したものを選んでくださいね。
日持ちする期間はどのくらい?
ヘリコニアは7〜10日ほど日持ちするお花です。
苞も葉も肉厚で丈夫なので、夏の暑い時期にも長持ちしますよ。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
熱帯地方に生えているお花なので、高温多湿を好みます。
そのため、寒い場所は避けて13度以上の暖かいところに飾ると良いでしょう。
また、生けるときは深水ではなく浅水で生けます。
苞の中に水が溜まると花が腐ってカビが生えやすくなるので、水替えのときは注意が必要です。
他のお花との合わせ方
以下のお花と組み合わせてみるのもおすすめです。
- グロリオーサ
- ダリア
- アンスリウム
- クロトン など
ヘリコニアと似た雰囲気の花材と合わせることで、全体的にまとまったアレンジになります。
また、ヘリコニアの葉はバナナの葉に似て大きいので、グリーン材として巻いたりアクセントとして使ったりするのもおすすめです。
まとめ
この記事では、ヘリコニアの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 花のように見える部分は苞(ほう)
- 南国風のアレンジに向いている
- 高温多湿を好むため、夏の暑い時期にも重宝する
ヘリコニアは、トロピカルなアレンジにぴったりなお花です。
ぜひお部屋の雰囲気に合わせて、飾ってみてください。