花の定期便hanemeku(ハナメク)の花材「アルケミラ」のご紹介
学名 | Alchemilla |
分類 | バラ科アルケミラ属 |
和名 | 西洋羽衣草(セイヨウハゴロモソウ) |
別名 | レディース・マントル |
原産地 | ヨーロッパ東部、小アジア |
出回り時期 | オールシーズン(メインは初夏の国内産で、オランダ産も出回る) |
旬の時期(開花時期) | 5月〜6月 |
花の色 | 若草色 |
花のサイズ | 花径約1cm |
香り | スパイシーな香り |
アルケミラとはどんなお花?
名脇役的な存在のアルケミラは、枝分かれした細い茎に小さな星型の小花をたくさんつけるお花です。
花には清涼感をおぼえさせるツヤがあり、葉には絹のようなうぶ毛が生えています。
別名「レディース・マントル」は、聖母が使うマントに葉の形が似ていることからつけられました。
葉の色も明るい黄緑色なので、他の花材を引き立てるグリーンとしても最適です。
アルケミラの品種
アルケミラの主な品種は以下の通り。
モリス | 園芸で用いられる品種 |
有名なガーデンなどで広く愛栽されている | |
アウスレーゼ | 大きい花が特徴 |
切り花として流通している | |
ウルガリス | 深い切れ込みが葉にある |
月経不順や更年期障害に効果があると言われている | |
エリスロポーダ | 小型の品種 |
アルケミラの飾り方
細い茎は見た目に反して折れにくく、枝分かれした茎は小分けにして飾れます。
非常に小さい花がたくさん咲くお花なので、ブーケやアレンジメントのボリュームアップにおすすめ。
ただし、アルケミラは蒸れると黒く変色してくるお花です。
そのため、空間を持たせたデザインで飾ると良いでしょう。
日持ちする期間はどのくらい?
アルケミラは5〜7日ほど日持ちするお花です。
長持ちさせるには?管理方法の注意点
生ける前に葉を整理し、空切りしておきましょう。
また、なるべく風通しの良い場所に置くことをおすすめします。
こうすることで変色を防ぎ、きれいな状態を保てますよ。
元気がないときは、沸騰したお湯に茎を浸して湯揚げしてみてください。
他のお花との合わせ方
以下のお花と組み合わせてみるのもおすすめです。
- アストランティア
- スカビオサ
アストランティアやスカビオサのナチュラルな雰囲気と、アルケミラの小花が相まって、野原から摘み取ってきたイメージになります。
まとめるときは、アルケミラをグリーンに見立ててアレンジすると良いでしょう。
この他、花色の優しいアスターやブルースターと組み合わせてみるのも、おすすめ。
初夏の爽やかさを感じさせるアレンジになりますよ。
まとめ
この記事では、アルケミラの基本情報や飾り方、長持ちさせるコツなどについて紹介しました。
この記事のポイントは以下の通りです。
- 枝分かれした細い茎に小さな星型の小花がたくさん咲く
- 他の花材を引き立てるグリーンとして最適
- 蒸れると黒く変色してくる
- 優しい色の花と組み合わせるのがおすすめ
繊細でソフトな印象のアルケミラは、ナチュラルなアレンジにぴったりなお花です。
パステルカラーな花材と組み合わせて、ぜひお部屋に飾ってみてくださいね。